災害について考える。

2022-03-17 19:23:43 | 紹介
昨夜、東北地方で発生した地震により、山梨県内も長い時間揺れました。
最初は、まさか東北とは思いもよらず、送られてくる防災配信情報を見て驚き。
体感で震度3くらいでしたが、気象庁の発表では、甲府は震度4となっていました。
そして、深夜の停電。
やはり長時間の停電に陥ると、本当に不便ですね。
つい先日、東日本大震災のことについてこのブログに書いたばかりでしたので、
揺れと停電で、一瞬、あの時の嫌な映像が頭をよぎりました。
忘れた頃ではなく、思い出して気をつけようと改めて思った矢先の強震に、油断ならない
と気持ちを新たにしましたが、おかげさまで信玄ミュージアムは被害もなく、無事でした。

このところ、日本だけではなく、世界的に噴火や地震が頻発し、地球が活動期なのかと
心配になる今日この頃です。
ちょうど信虎公が誕生した明応7年(1498)には、甚大な被害をもたらした東海地震が発生し、
甲斐国も天候不良で飢饉が続き、餓死者が続出するなど、天災が続きました。
加えて、限られた資源をめぐって戦争も絶えず、戦乱の世が約1世紀にわたり続くことに。
なんだか、500年前とそう変わらない時代になりつつあるのでは、と危惧するところです。
そんな災害について、山梨県立博物館では、企画展「伝える 災害の記憶」を開催中です。
目を背けたいテーマですが、過去の先人たちが残した記録から、改めて、繰り返されてきた
災害の歴史と、先人たちがどう立ち向かい、現在の各地域、各都市がどう形成されてきたのか、
学んでみる良い機会だと思います。
少し地味かもしれませんが、信玄ミュージアムをみた後でも、先でも良いので、
ぜひお立ち寄りくださいませ。

信玄ミュージアムもまだ決まっていませんが、周辺地域のまん防も解除のようですので、
そろそろ再開かな?と、明日から静かにお客様をお迎えする準備を始めます。
3連休は休館確実ですので、ご期待に添えず申し訳ありません。
もう少しだけお待ちくださいませ。


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