信玄公ご生誕500年まで、あと1カ月を切りました!
信玄ミュージアムでは、記念すべきこの2021年度、
8つのテーマを通して、信玄公を紐解きます。
10月4日(月)までは「信玄公と家臣団」でしたが、
10月6日(水)からは「信玄公と教養」がスタートしました。
甲府も空や空気がだんだんと秋めいてきましたが、秋と言えば文化の秋。
そんなわけで、テーマも季節感を出した設定にしております。
信玄公と言えば「風林火山」で、織田信長も恐れた戦国屈指の戦国大名というイメージが強いかもしれません。
それはきっと間違いではないのですが、幼いころより、優れた師の下で教養を積んだこともまた事実。
当主となった後は、政治的な理由も大きかったにせよ、京の客人もあり、
そんな時は、和歌を詠む会なども催し、もてなしたとか。
「信玄公と教養」のテーマ展示では、
戦だけじゃない、文化人としての信玄公を垣間見ていただけたら♬
信玄公ご生誕の地、要害城のふもとの積翠寺に残される「和漢聯句」、
甲斐國一宮淺間神社所蔵の「和歌短冊」が展示されています。
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当館内の昭和初期の料亭旅館、旧堀田古城園でも短歌をご紹介しております。
どなたの短歌かと言えば・・・堀田さん!
元は東京で教職についていましたが、
終戦後は、妻の切り盛りする「堀田古城園」をサポートするため帰郷。
70歳頃から、精力的に歌を詠み、新聞などに投稿したとか。
堀田さんの歌も、ぜひ読みにいらしてください。
旧堀田古城園の広間南側で展示中!
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衣替えはもう少し後でいいかな、という陽気ですが、
虫たちは着々と冬支度を始めている(!?)のかもしれません。
特別展示室前の植え込みにいた、この方は・・・?
どうやら蓑虫!
意外と移動が速いんですね。
壁に、地面に、そして壁に!冬の間ぶら下がれる、安住の地を求めて。
そして、「蓑虫」は秋の季語。
和歌では必ずしも必要ない季語ですが・・・
和歌にハマった”歴”のある信玄公なら、一度は蓑虫で一首♪詠んだかも😉
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