昨年の総選挙につづいての第2弾企画となった「武田二十四将ドラフト会議」。
たくさんのご来館の皆さまにご参加いただいて
10月4日(月)、無事に閉幕いたしました。
7月21日(水)から始まった夏季企画でしたが、新型コロナ感染拡大の影響により
約1か月の臨時休館もあり、実質35日間の開催期間となりました。
今回は、3部門に分かれましたので、全体の参加者総数はわかりませんが、
一番指名票をいただいた本陣部門で2313票が入りました。
昨年は、約5300人の方にご参加いただきましたが、開催期間を考えますと、
推計では、臨時休館がなければ同じくらいの参加者があったかな?と思います。
コロナ禍の中で、地域によっては外出自粛要請なども出ていた期間でもあり、
ご来館いただくのも難しい時期でしたので、そのような状況下で
たくさんの方にご参加いただき、感謝申し上げます。
では、さっそく、注目の結果がこちらです!!


前線部隊では予想通り、山本菅助と真田昌幸の争いになりました。
昨年は70票余りの差で昌幸が勝利しましたが、
今年は菅助が約30票差で勝利!
菅助と昌幸、同時期に活躍することはなかったであろう二人ですが、
令和の世で、こうして毎年しのぎを削ることになろうとは……
主力部隊では、山県昌景が圧倒的な票数を獲得。
昨年も全体の5位と、その人気ぶりを感じていましたが、
ここまでの差がつくとは、まことに恐れ入る展開でした。
家康も恐れたという武勇が、皆さんの心を揺さぶるのでしょうか。
信玄公の側をお守りする一門衆の本陣では、
後継者の勝頼と、腹心の弟信繁が順当に上位を勝ち取り、
そこへ我らが「かわらけ君」が見事3位入賞!
信玄公に憧れる下働きの下級武士だったかわらけ君が、
信玄公の背後をお守りするまでになるとは…
身分や境遇に関わらず、能力さえあれば積極的に登用される
信玄公の人材活用術が表れた結果と言えるでしょうか!?
これで、信玄公生誕500年の年を生きる私たちが考える
最強の武田軍の布陣が完成しました。
これで戦に臨めば、きっと天下を狙えるはず!
いかがでしたでしょうか?
皆様が指名していただいた武将は、何位だったでしょうか?
たくさんのご参加、誠にありがとうございました。
また、同時開催だった特別展示室の企画展「信玄公の家臣団」も所蔵先のご厚意を得て、
期間を圧縮しながら、展示をすることができました。
昨年度1位の真田昌幸関係資料も貴重な品でしたが、また、来年は今年の1位
の誰かの品が展示できるよう努力いたします。
また、来年もご期待ください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます