文月の徒然日記

文月が日々の思いを語ります。

亡き母と、着物。

2005-07-06 19:43:24 | Weblog
雨、続きました。雨欲しかった農家も、もう雨沢山だと、こぼしていました。
丁度、暑い日が続いてた時、着物のむし干しを始めたのに、一周間ぐらい雨、雨で着物もその侭、部屋の中に掛けられています。着物は、本当に着なくなったものと、つくづく思った。
母に見たててもらった小紋の着物、現在まで着ないで過ぎた。
今、丁シャツと、ジーパンで過ごし、着物は、私にとって遠い存在の物となったようだ。
数はないように思った着物、娘達の、ウールの着物とか、掛けきれない。
亡き母が縫った男物の、羽織と長着、姉の旦那に、二人の兄に、私の主人にと、4人に縫って残してくれました。勿論私には、ウールの着物とか、ゆかた、孫娘にも、果ては寒いだろうと、夜寝る時の、綿入れのかいまき、綿入れ半天、和服に感するものは、何でも縫っていました。
家に来てガラスの、明るい所で縫っていた母の姿が、忘れられません。
雨で、長くむし干しをしたおかげで、母を偲ばれました。梅雨の夏に~~。

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4 コメント

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Unknown (あづ)
2005-07-07 06:06:31
着物、素敵な柄です。

沢山着物があることって今では本当に贅沢な印象ですが、それが全てハンドメイドとなるともっとすごいです。多分、お母様は当たり前のことをしていただけなのでしょうね。

お嬢さんの家でゆっくりと着物を縫うことができて、楽しくご満足だったのじゃないか、と想像しています。
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母の縫った着物。 (文月)
2005-07-07 13:33:28
あづさん ありがとうございます。

私の所に来ると、母は40日ぐらいは、泊まって行きましたね。今思うと、何日居ても主人は何も言わなかったです。別におれが世話役わけじゃないからとかいってましたよ!。

明治の人だから、和服ばかりを縫っていたのね。

きっと~~、私は洋裁ですが、縫い物好きなのは母似かなと思っています。
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着物すてきですね~♪ (小夏)
2005-07-07 23:01:02
「着物」って聞いただけで、襟を正される厳粛な気持ちを憶えたりします。

昔の女性が清楚な印象なのは、やはり「衣」の文化と関係があるのかもしれませんね。

今の時代、Tシャツ&Gパンではどうしても、ダラケちゃいますもん。

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着物 (文月)
2005-07-08 06:35:27
小夏さん おはようございます。

本当に、着物、と聞くだけで、気持ちに一本軸が入り、シャンとしますね!。

でも、現代の、丁シャツとジーパンも、馴染んでいるとゆうことは、捨てた物じゃないとも、おもわれます。時代の変わりの、結果でしょう?。
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