晴れ、ときどき虹。

yaplog!から移行しました。

地震が来た!!

2005-03-20 10:47:48 | 日常生活
3月20日。昼前ののんびりした時間帯。
前日にインフルエンザと診断された二人の子供たちは、
二階の寝室でTVを見ていた。
私は階下で猫のようにヒーターの前で暖を取っていた。
グラッ!
部屋が大きく揺れた。
「?」
近くで道路工事をやっているので、トラックでも通過したかと思ったのだが、
どうも様子が違う。
グラグラッと、大きな揺れが数十秒間続き、何かがカシャンと落ちた音がした。
「わ、地震だ!!」
あわてて、子供たちの様子を見に行く。
「大丈夫?何も落ちなかった?」
すると、あわてふためいた私とは対照的に、息子はベッドの上に座って、
カートゥーンネットワークの「トムとジェリー」を見ていた。
娘は何事もなかったかのように熟睡していた。
娘を抱きかかえると、ようやく目を覚ましたようで、じっと私の顔を見ていた。
息子に「NHKにして!!地震速報が入るよ!」
と、急いでチャンネルを替えさせた。
筑豊地区は、震度4~5だった。
次々と明らかになる被害状況。
こんなことは、生まれて初めてである。
しばらくすると、仕事(演奏会)に出ていた夫からメールがあり、返事を送信。
その後実家の母から電話。おたがいに無事だった。

しかし無事ではないのがパソコンが置いてある部屋だ。
日頃から全く片づけない夫が荷物を山積みにしていたので、
悲惨なことになっていた。
パソコンが壊れたとか、そういったことはないが、プリントアウトしたモノやら
自作のDVDソフトやら、ありとあらゆるモノが散乱していた。
夫から「そのまま触らないように」といわれたので、言われたとおり「そのまま」にしておいた。

遠方の友人から「地震大丈夫?」と数件メールが届いていたので、無事である旨を伝えた。
どうやら電話がつながらないらしい。

夜、夫が帰宅して、パソコン周辺の後かたづけをしていたが、自分が飲みっぱなしにして
蓋もせずにそのまま置いていた「中身が入ったコーラのペットボトル」が、見事に中身をぶちまけて周囲のがらくたを汚しており、夫は途方に暮れていた。
日頃の行いがこんな時に困るんだよねー。
と、人ごとのようにしていたら、「僕、片づけきらんけん、手伝って」だと。
結局、とばっちりを食らった私であった。