彼女たちのお店

昼過ぎ、整骨院に行った後、私が担当している地域のお店に。

担当の委員会が、今日、店舗の「おすすめコーナー」を作成するからだ。
午後１５時、店舗前に到着。
言付かっていたポップを下ろし、店内に持ち込む。
すでに、委員長が来ていた。

呼びかけた委員さん４人と、にゃんちょるすさん、そして私の６人。

委員さんの一人が妊婦で、悪阻が始まった時期でとてもきつそうだったのに、わざわざ足を運んでもらった。

「大丈夫？ひどかったら無理しなくていいよ」
「はい。りあらさん、ご迷惑を掛けました」
「ううん、みんなで乗り切ろうよ。大丈夫だから」

それぞれにポップをディスプレイし、私はその様子をカメラに収めていく。

仕事はキツイし、毎日大変だけど、こんな小さなところで喜びがある。
その喜びは大きいし、彼女たちの笑顔を見るのは、やっぱり嬉しい。


そう、ここはみんなのお店。

私のお店でもあり、彼女たちのお店でもある。


もう少し、この場所も近かったら・・・。

ジフテリア追加！

晴れ。

やっと休日。
しばらく布団の上でグダグダ。

今日は、息子の予防接種の日だ。
昼前、母子手帳と問診票を持って、かかりつけのＳ医院に。
先日、市から案内が届いていたので、やっと予約したのだ。

しかし、先週私の体調不良でＳ医院に行ったばかりなので、なんとも・・・。
・・・そんなことばっかり言っている場合ではないが。


娘はお留守番。
一人で自宅に置いておくのはちょっと不安だが、健康なのに病院に連れて行き、なにか病気をもらってくるのも・・・と思い、自宅にいるように話す。

待合室では、予防接種を待つ子どもと親が、数組来ていた。
一般の待合室に、仕切りがしてあり、私達もそこで待つことに。

予防接種は、ジフテリア。
６年生になると、追加での接種のようだ。

息子の同級生ばかりで、今日接種の子は、顔見知りばかりだった。

・・・みんな、かなり体格がいいね・・・。

１５３cmの私ぐらいの背丈はある。
息子・・・・小さい・・・。


それぞれ、腕を出して準備。

時間になり、看護師さんと院長が。
腕に消毒をし、接種をしていく。


「僕、注射痛いから・・・・。この前の点滴が痛くて・・・はぁ・・・」

息子は、かなり不安が大きかったようだ。

「僕、逃げ出したらどうしよう」

・・・そんな、みっともないこと言うなよ・・・。


息子の左腕に、ささっと看護師さんが消毒を済ませる。

あっという間に、注射場針が！！

「あ、思ったよりも痛くなかった」

息子は、当初の不安が嘘だったかのように、けろっとした表情をしていた。

「１５分ほど、様子を見て下さい」

副作用が出る時間が、だいたい打ったばかりに出てくるので、しばらく車内に戻り様子を見る。
時間になり、母子手帳を受け取り、帰宅。


考えてみたら、息子の母子手帳って、なんだか久しぶりに見た気がする。

そうか。
もう今年で１２歳なんだな。

干支が一周したってことか・・・。


途中、コンビニに寄り、サンドウィッチなどを購入。


自宅の前で、娘が寂しそうに待っていた。

最近、娘に対しても、なんだか申し訳ない。

もっともっと、ちゃんと子ども達に向かい合わなきゃいけないのに・・・。


私にも、その余裕がないし・・・私も、向かい合って欲しいのかも知れない。