
息子、高校3年生。
この前入学したと思ったのに、もう最上級生になってしまった。
今年も潤陵祭を見に行ったが、もう最後の年だ。

たくさんの展示物を見て回ったが、毎年購入していた生物部の「芝人形」は、今年は作った個数も少なかったようで、好評につき完売していた。


なんて残念なんだよっ!!


代わりといってはなんだが、もう最後なので、今年はグランドフィナーレまで見ることにした。

各文化部の発表や、理数科による発表、合唱と盛りだくさんだった。
理数科の発表は、正直私にはよく理解できなかったが・・・。

文化部は、高校生の若い力は、本当に素晴らしく、思わず見入ってしまった。

運動会や運動部での華やかさとは、また違った青春がここにある。

息子は、私の母校には進学しなかった。
ちょっと残念・・と思ったのも事実だが、息子にとっては、ここの高校が合っていたのだろう。

早朝課外、放課後課外、土曜講座、模試・・・。
私の高校時代とは比べ物にならないほどの勉強漬けの毎日である。
それでも彼は、日々をこなしている。
たくさんの友人に恵まれ、厳しいながらも本当に楽しそうだ。
私は、子供たちを通して、また学生時代を過ごしているような感覚に陥る。
自分の青春とは別の青春をなぞるように、日々を過ごしている。
親になるということは、こんな気持ちをも味わうことになるのか・・。
嬉しくもあり、さみしくもある。
二度とない時間を、大切にかみしめて過ごしてほしい。
8月12日記