先日、夫が博多駅のマイング(お土産売り場みたいなところ)で、「前から食べたかった!!」とさんざん言っていた「伊都きんぐ」の、あまおう苺入りわらび餅「博多あまび」を買っていた。
私は、夫が食べたいのだろうと思い、勝手に食べてはマズかろうと、全く手を付けなかった。
そこが、夫に降りかかった悲劇(おおげさ)の始まりだった( ´艸`)
買ってしまったことで満足したのか、こともあろうに、夫はそのまま関西出張へ。
私は手付けずの状態で、冷蔵庫に入っている箱を見ては「どうするんだろう?」と思っていた。
出張先から夫が電話してきた。
「あーー!!大失敗や!!俺、わらびもち食べてない!!わーーー!!高かったのに!!」
「いや、どうするんだろう?と思ってそのままにしてた」
「もう食べとって!!わーーー!!俺食べられん!もったいねーー!!高かったのに!!」
そんな夫の雄たけびをよそに、とりあえず、娘と一緒に食べることにした。
ちなみに息子は、夫について行っているので不在。
ばたばた写真を撮ったので、いまいちなのはご勘弁。
パッケージの中は、暗めの赤いわらびもちが敷かれていて、別添えで練乳ときな粉がセットされている。
まずは、添付のナイフで好きな大きさにカット。
何もつけずにいただく。
濃厚なイチゴジャムのような甘さが口に広がる。
続いて、練乳をかける。
・・・我ながら、まったく美しくない練乳のかけ方である。
なんだこの気泡は!!
非常に残念!
まぁ、見た目はともかく、今度はかき氷の苺ミルクを食べているような、そんな味わいに。
先ほどよりも、練乳をかけたぶん、味が柔らかくなる。
最後は、きな粉を付ける。
一気にわらびもち本来の、ぷるんとした食感というか、ああわらびもちだったんだ!と思う味。
量も少なかったということもあるが、娘と二人で「おいしいね。おいしいねー!!」と言いながら、ぺろりと平らげた。
「おいしかったね」
「お父さん、自分で買ってて、食べられんかったね。残念やねぇ(にやにや)」
「電話してみようや」
・・・娘、夫に電話。
「お父さん?わらびもち、おいしかったぁ!! この喜びを伝えようと思って電話したーー!!」
「きさん、くらすぞ」
受話器の向こうで、夫は悔しがっていた。
娘はケタケタ笑っていた。
私自身、博多に勤務先があり、平日は博多駅を利用しているから、今度夫に買ってきてあげようかね・・・(気がむいたら)
記9月3日