ウーファーの調整がうまくいったので、中高域もやらないと気持ちが悪くなってやりました。実際のとこ、このシステムではウーファーの性能が一番いい感じがする。
まあ中高域は、あまりできることはない。おそらくだけど、ツイーター、スコーカーの押さえなどを外すためには、外のネットを外さないとならないと思う。しかしそれがかなり硬くて、どうやって外していいのかわからず、今回は見送りました。プラスチックのバインディングみたいので押さえていると思うんだが、かなり硬いし、そもそも外すことはほとんど考えられてなくて、やれば大きな傷とか残るだろうし、割れてしまえば戻すこともできなくなるだろう。その覚悟が決まるまではそのままにしておきました。まあ次回かなw糞♪
(結論を言ってしまえば、結局はネットワークを省略するということに尽きると思う。それが最大の問題であるということは、よくなればなるほど感じるから。)
そうなると、ユニットそのものにはほとんどできることはない。今回は準備も万全ではなかったんで、ガチのリスキーなことは又にしようと思った。
特にツイーターはほとんどできることがない。フレームを多少強化できるかどうかという程度。
問題はスコーカーのほうで、こちらは実はいろいろ可能性が残ってる。以前書いたように、バックキャビがあるので、その辺の扱いをどうするのかという問題がある。まあ今回も基本的にはそのままで、何もしなかった。そこそこまあまあ丈夫だし、まあめんどかったから。今回は、ローテーションだけ。ウーファーでかなり効果があるのを感じてしまったので、やってみたかった。
(樹脂型の円筒形のキャビネットなんだが、どのように設置されてるのかよくわからない。内側には何もないので、多分外側からねじ止めされているのではないか。ということは、多分ウーファー開口部から作業したのではなく、背面パネルをはめる前に作業して、そのあとに閉められてしまっている可能性がある。やはり、メンテとかの可能性は事実上ないものとして扱われているんじゃないのかと思う糞♪ なので作業がやりにくい。途方に暮れてるとこw糞♪)
とりま今回は、ユニットを外して、左右、上下を入れ替えて設置し直しましたね。そういうことをやりたかった。かなり古いスピーカーで、35年も同じ向きで設置されてたわけだからね。どうも効果あるようだとウーファーで強く感じたので。
(実際のとこ、破れたり硬化しないで、無事使えてるだけでも幸運。ウーファーのエッジには少しカビ生えてたが(≧з≦) まあ老舗メーカーだから、このぐらい長期のことまで想定してるし、ノウハウもあるんだと思う。上のクラスの製品だから。)
* スコーカー裏の吸音材を外す(´・ω・`)
もう一つ気になってたのはこれで、前回は触らなかったんだが、スコーカーの後ろの部分に穴が開いているタイプですね。たまに見ることはあるが、これの場合、1.5cmぐらいの円形の穴が開いていて、そこに、吸音材のフェルトが詰め込まれている、という細工がしてありました(´・ω・`)
まあこれもいいわけはないものと私は即座に思ったわけですが、前回は伸びしろを残してそのままにしましたドМ野神ぶれない糞♪ まあこれ見て思い出すのは、コーラルのツイーターですね。振動板背面にスポンジを張り付けるという愚行が行われていましたが糞、それに近い類のものかと思いますね。
まあ話せば長いし、私も理論的なことはよくわからない。なぜ穴が開いているのか、なぜそこに詰め物をするのかはw糞♪ しかしこれはまあ無用の存在、否、非常に悪いものと即座に私は思いましたね。特にこのスコーカーはバックキャビを持ってるから、外部との干渉ということはまず考えられない。私の見解では、せっかく穴が開いてるなら、開けといたほうが背圧がよくぬけて、振動板の動きは非常によくなるだろう、と思われました。
なのでもったいない話だ、全て逆の物語だ、とその時もこの世の無常を感じたわけですが(--)糞、まあ今回に取っておきました。そしてまあ格段によくなったと思いますけどね。なぜこんなことが専門オーディオメーカーにわからないのか、残念の極みです。理屈としても、試聴テストにしてもね。悲しいです。日本はまだ始まってすらいない😢♪
よくわからないが、もしそこに詰め物をしてしまうと、背面の密閉度はかなり高くなる。どこから空気が抜けるのかよくわからないが、ほとんどないかもしれない。センターキャップの後ろ辺りが、ほとんど密閉されたような状態になると思う。それはもう非常に悪いこととしか言いようがないと私は思いますね糞♪
さらに、そのキャップ後面のところに白いフェルトも詰めてありました。シート状?のような厚みのあるものでした。なのでコーラルと同じで、どうもこの辺を吸音・消音死体wしたいと考えてるようなんですけどね。てことは、やはり彼らはそのあたりが強すぎると感じていた、ということを示してるのかもしれないです。(接着されてなかったので今回はそのまま放置プレイ上手野神ぶれない糞♪)
まあ話せば長くなるが、いろいろ本末転倒な逆の物語と思えて、残念の極みですね。そのコーラルのツイーターの物語を読んでいただきたいと思うのですがw糞、ハイパワーで切れのいい音を手に入れても、自分でそれにブレーキをかけるという、間抜けな真似をやっています。八十年代のオーディオはそんな感じで、気合は入ってましたけど、空回りしてたというか、力みすぎてた感じはあります。まあそれを逆用すれば、今日でも十分通じる高い能力があると思うわけですけどもね糞♪
(話せば長いが、私も最近、ハードドームは必ずしも必須ではないかなという気はしてきてるね。まあ硬いほうがいいとは思うんだが、いつも書くように、金属は少し重すぎると思う。その点を合理的に考えると、高音域には逆に向かないんじゃないかとw糞♪ ますます合理主義に磨きがかかる世捨て人野人(`・ω・´))
まあ高音域がうるさいというのは、単に素材の問題だけじゃなくて、いろんなノイズ系の問題であることがほとんどで、それには例えばバリなんかも悪い影響を与えるわけなんですが糞、まあそれを説いて聞かせるのはもはや私の仕事ではないと思います。自分で考えてわからなきゃ、いつまでたってもできるようにはなりません。日本人にそれができないなら、それが日本の限界なのですさようならお疲れ様です!糞♪
でまあ、私の考えは単純明快で、(背面の抵抗は)ないほうが振動板が動きやすくなって、音の抜けがよくなる、忠実度が上がるということです。そのような結果になったと思います。当たり前の話です。やって悪くなったとかいう点は何もありません。
いつも書くが、このようなチューンが効果を上げると、音のひずみ感は下がって、むしろ音質は落ち着いてマイルドにすら感じることが多い。今回もそのようになりました。特にハイ上がりになるというようなことはありません(そもそも背面の話だし)。スコーカーの能率が上がれば、システムとしても必ずしもハイ上がりになるとは限らないしね。ドンシャリが修正されるような効果があると考えられます。
というわけで、まあこれが大きな効果をあげそうだったんで、今回の目玉のチューンになりました。それで、ウーファーに合わせて、上下左右のつけ替えを行って、気分もすっきりしましたw(オーディオにおける心理的作用の問題糞♪)
で、結果はそういうこと。当たり前のことが起きたにすぎません。特に音域とかに変化はないが、中音域の抜けがよくなり、ひずみが下がり、ますますニュートラルな音になってますね。理想的かなと思います。
ただし、そうなればなるほど、問題点が残ってるということも痛感されてしまうわけです。最初から書いてるように、いい出来の3wayで、音のバランスがよくワイドレンジですが、ややおとなしくて切れがなく感じますね。コーラルとか、まあ私は自作の音を知ってるんで、そういうのから比べるとね。よく調整されていて、聴きやすく、どんな音楽もきれいに、厚くならしてくれるわけですが、もう一つ切れがなく、鮮度が低く感じます。
このシステムとして、意外にウーファーが強くて、若者向きのドンシャリ系の音作りになってるというのはあるとは思うんですが、それを修正しても、やはり問題はそういうことじゃないと感じるわけですね。
全てダイレクトのコーラルと比較すると、切れとかスピード感、生々しさが一段劣るように感じます。クラシックとかムード音楽とかは、豊かに鳴り、スケール感・音場感は抜群と思うのですが、それでも作り物の感じがしてしまいますね。まあ私には答えはわかっているんだけどね。なので、とてもいいんだけども、まだまだ本物じゃないかなというのは思ってますけどね。普通の意味では非常に高い完成度で、聴きやすくもなったわけですが、それでもまだまだポテンシャルのすべては発揮してないと、私は感じてしまいますね。
まあでも、ここ最近の不満は大分解消されたので、気分はいいですね。あとはそういうガチの最終段階が残るだけと思うわけですが、その前に少し楽しんでからということですね壊し屋野神糞♪
しかし、大音量向けの対策として、わざとそのように負荷を与えて耐入力をあげるということは可能かもしれない。同じようなことを、コーラルのツイーターのとこでも書いたけどね。
まあでも個人的にはそのやり方はすかない。例えば、現代では、密閉式スピーカーはほぼ絶滅してる。やはりそのようなやり方だと音質的には問題があるという認識が高まってるからだと思う。
私は一般衆生の皆茶間よりも音量あるいはパワーが小さいので、数々のリスクの高い裏技を使うことができるというのはある。私よりも音量がはるかに大きい人だと、例の同軸ケーブルとか、ツイーターダイレクトとか、今回のようなやり方をすると、実用上の耐入力が下がってしまって、望みの音量まで上げられないという可能性はあるかもしれない。
しかしまあ私は常識的に言って、全然余裕ある状況で使ってる。この数倍ぐらいまでは余裕で出せると思ってる。それなら、よほど広いリビングや吹き抜けでもあるようなとこでない限り、十分な音量は出せると信じてるけどね。それならこれらの裏技も十分使えるはずだと思うのだが。能率の低いスピーカー(というのはまさしくこの手の様々な負荷がかけられている製品)だと、かなりの入力が必要になって、一番はやはり同軸ケーブルが問題になるかも。単線で細めだから、発熱してくるなんてことがあるかもしれないけども、まあそれは触ってみて確認できるんじゃないのかw糞♪ まあ普通の日本製品ユーザーならまず起きない状況だと私は信じるが。
そのような私のパワーというのは、普段ならピークで1wぐらい。ピークで5wぐらいは平気じゃないのかと思うけどね。持続でそのぐらいになると問題が起きるかもしれない。
今回のように、ダンピングを弱めたりして動きやすくした場合、入力が上がってくると、ビリつきが出たりしてわかるかなと思う。あるいは音がひずんでくるとかね。そういうのが目安になると思いますが。
だから、このパイオニア3wayシステムなら、公称のマキシマムパワーが160w(@_@;)になってるけども、今だと実質5wぐらいしか出せないような状況にはなってる。そういうことが理解できる人向けのチューンではある。
(えーとこのシステムはまだネットワークはいじってないから、多分リアルに160w出せる状況だと思うが、まあ今回のスコーカーので少し落ちて半分ぐらい80wぐらいになった、という可能性はあるわけ。100wぐらいになると、スコーカーがビリついたり破損するリスクが出てくるかもしれない。少しリスクが高まったかもしれない。現状では、同軸ケーブルの限界がシステムの限界だろうと思ってる。)
つまり、今のアンプlp268でそこまでしか最大パワーが出せないww(7w+7w) だからちょうどその限界に同軸ケーブルがそろっていて無駄がない(ΦωΦ)
だから本来スピーカーもその辺が上限で問題ない。まあ安全性を見てもその数倍ぐらいで十分。
だからコーラルのツイーターダイレクトはほぼそのぐらいだから悪くない。まあ持続だと問題あるけどピークならね。
こちらのシステムも、もしギリまで攻めた場合は同様になって、ツイーターの限界がシステムの限界になると思う。