松ひとり言

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京都では終戦日の翌日が大文字で二日後が私の誕生日

2015年08月16日 11時42分49秒 | 日記

昨日70回目の終戦の日を迎えて、映画≪原爆の子≫を載せました

その翌日8月16日は五山の送り火です、昨年のブログも大文字でした

今日は五山の昼と夜の顔を写真で(私の写真ではありません)見てください

点火する順番にいきますので・・・・・まず8時に右大文字(銀閣寺の上)に火が入りますが

点火時間も1962年までまちまちだったのが、観光業界からの要請で今日のように

8時に大文字に点火、反時計回りで8時5分に松ヶ崎妙法8時10分舟形万灯籠

8時15分に左大文字、最後は8時20分、鳥居形松明の順となっているのです

大文字

  

この山もともとは「如意ヶ嶽」(にょいがたけ)と呼んでいましたが、

現在は御覧の火床がある山を ”大文字山”(465,4m)と呼び、

少し高い後の山を ”如意ヶ嶽”(472m)と呼んでいる

火床は75箇所、一画80m(45間19床)、2画160m(88間29床)、3画120m(68間27床)

第二次世界大戦中の昭和18年(1943)には灯火管制的見地から

送り火が中止されたが、代わりに早朝、白いシャツを着た地元の市民や

第三錦林小学校の児童たちが山に登り、人文字で 【大】 を描き

英霊にラジオ体操を奉納した、再開されたのは終戦の翌年の昭和21年(1946)であった

松ヶ崎妙法

   

 

山名は≪妙≫西山(135m)、≪法≫東山(186m)

西山を万灯籠山と呼び、東山を大黒天山と呼ばれ、合わせて≪妙法山≫とも呼ばれている

火床は≪妙≫が103箇所、≪法≫が63箇所、

大きさは≪妙≫が最大100m弱、≪法≫は最大80m弱

舟形万灯籠

  

山名は船山。万灯籠山・西加茂山とも呼ばれている

火床は79箇所

大きさは縦が約130m、横は約200m

左大文字

  

山名は大文字山、または大北山、区別の為に左大文字山(230m)と呼ばれている

火床は53箇所

大きさは一画48m、二画68m、三画59m

鳥居形松明

 

山名は曼荼羅山(まんだらやま)或いは仙翁寺山(せんおうじやま)

火床は108箇所 (他山と違い、木を組むのではなく松明をそのまま突き立てる)

            親火床から松明を持って各火床に走るので ”火が走る” とも称される            

大きさは縦が76m、横は72m

以上が五山の簡単な紹介であります、結構大きいでしょう

火床の一番多いのが鳥居形で、大きさでは舟形の200mですね

あと六時間半で大文字に火が点ります・・・どうぞ良い大晦日を迎えられますように