《前回で紹介した京都文化博物館で開催中の【レオナルド・ダ・ヴィンチとアンギアーリの戦い】展、この会場の下に国宝がいっぱい》
しかも、メイン会場のダ・ヴィンチ展の下の階で、さり気なく展示してあるので、
見逃してしまいそう・・・・・総てが国宝と言っても良いぐらい国宝だらけ
面白いのは・・・ダ・ヴィンチの時代の京都ではと言った関連性も面白い
因みに・・・レオナルド・ダ・ヴィンチが1452年の生まれ、室町時代の真っ只中
ダ・ヴィンチと合わせたわけでは無いのでしょうが、時代が日本とイタリアの架橋
では分りやすく年代別にダ・ヴィンチと並べてみよう
足利義満(1358~1408)
世阿弥 (1363~1443)
山名宗全(1404~1473)
細川勝元(1430~1473)
一休宗純(1394~1481)
太田道潅(1432~1486)
足利義政(1436~1490)
北条早雲(1432~1519)
ダ・ヴィンチ(1452~1519)
応仁の乱 (1467~1477)
こうして並べてみると、ダ・ヴィンチが室町時代に誕生しているのがよくわかる
1400年代は、イタリアのフィレンツェを中心にダ・ヴィンチやミケランジェロの時代
京都でも1400年代は今日の美術史の魁を作り上げた、室町文化が起こっている
この似かよった環境から京都とフィレンツェが姉妹都市を結びます(1965)
そして、今年で姉妹都市締結50周年を迎えるのである・・・だからダ・ヴィンチ展なのだ
足利義満と言えば、金閣寺創建で有名ですよね・・・この時代には、ダ・ヴィンチは影も形もありません
そして義満の孫の登場となる・・・今度は銀閣寺創建で有名な足利義政
ダ・ヴィンチより16歳年上になるのですね、・・・・・・
今回言いたかったのは、京都にこれだけの国宝があるという事です
本当に京都に生まれて幸せです、東寺百合文庫って凄いですね
これが足利義政の直筆なんですね・・・・・日本の芸術村であった、京都鷹ヶ峰の光悦村
ここから生まれた尾形光琳を中心とした【琳派】も400年を迎えます
色んな意味で今年は京都が凄い事になりますよ、
是非是非皆さま・・・・・京都へ・いらっしゃ~い