迷子の森~きのこ谷~

ここは迷子の森の片隅にある『きのこ谷』。ここでは、きのこの輪っかが沢山見つかります。もしかして、ここは妖精たちの住みか?

北の便り

2014-08-10 13:36:19 | Jerryberry  (ジェリーベリー牧場物語)





良く晴れた、ある夏の日の午後。

きのこ牧場のリビングで・・・










星夜くんは、音楽に耳を傾け、










葉の子ちゃんは、ウサギのぬいぐるみを手に、










葉の子 (ここ、ほころんでるから直してあげよう・・・)










木の子ちゃんは、大好きなおとぎ話の絵本を読んで、


三人で、まったりと過ごしておりました。










木の子 (そろそろ、お茶の時間だわ。
今日は、焼き菓子切らしちゃった。
葉の子ちゃんが沢山積んだ野苺がまだあるから、
フレッシュクリームをかけて出そうかしら。
・・・でも、それだけじゃボリューム不足ねぇ。
やっぱり、粉物がないと、
星夜くん、体が持たないわね。)


と、木の子ちゃんが、
おやつの事に思いを巡らしていると・・・。










誰かさん 『ごめんくださ~~~い!』

リビングの、牧草地につながる裏口の外から、
誰かの声が聞こえました。

三人は、いっせいに扉の方を振り向きましたが、
ドアの小窓からは、誰も見えません。

三人 (・・・???)










誰かさん 『ごめんくださ~~~い!
ぴよぴよメッセンジャーでございます~~~!』

声の主は、郵便配達のぴよぴよメッセンジャーだったようです。

どうりで、見えなかったはず。










木の子 『私が出るわ。』










木の子ちゃんは立ち上がると、扉を開けました。










すると、扉の下の方に、
小さな小さな郵便配達人、ぴよぴよメッセンジャーが立っていました。










ぴよぴよメッセンジャー『すみません、
玄関の方にお伺いしたのですが、
お応えがなかったもので、
こちらに伺いました。』

木の子 『どうも、すみません。』

もう何度か配達している、ぴよぴよメッセンジャーは、
玄関の方から声をかけても応答がない時は、
三人が、こっちの部屋にいるのを分かっていたのです。

なにしろ、ぴよぴよメッセンジャーは、
それはそれは小さいものですから、
呼び鈴に手が届かないのです。
そこで、そこの住人が、自分の声の届く部屋にいない場合、
ぐるっと周って、裏口の方まで行かなければなりません。

あまり、郵便配達人には向いていないのかもしれませんが、
先祖代々、郵便配達のお仕事をしているものですから、
ぴよぴよメッセンジャーも、郵便配達以外のお仕事をするなど、
思ってみた事もなかったのでした。










ぴよぴよメッセンジャー『それでは、確かに。』

木の子 『どうも、ありがとうございました。』










ぴよぴよメッセンジャー 『失礼いたしま~~~す。』

三人 『どうもご苦労さまです~~~。』










木の子 『誰からかしら?』










木の子 『消印は、北海道だわ。』










木の子 『大家さんたちからだ!今北海道にいるのね。』

葉の子 『へぇ~~~。』










ガサゴソ。

木の子 『白い恋人だ!
これ、おいしいのよねぇ♪♪♪』










木の子 『メッセージもついてる。
・・・なに、なに、

私たちは、世界をめぐる度に出る前に、
自分の国を知らないでどうすると、
先ずは日本縦断をしてから、世界に足を伸ばそうという事になり、
今は、北海道にいます。

さすが、牧場の本場!牧場が素晴らしい事もさる事ながら、
雄大な自然に圧倒されています・・・うんぬん。』










木の子 『・・・星夜くん、木の子ちゃん、葉の子ちゃん、
初めての牧場仕事は、大変でしょう。
これでも食べて、精をつけてください・・・ですって。』

葉の子・星夜 『ふ~~~ん。』










木の子 『今日は、おやつが足りなかったの。
丁度よかったわ。
白い恋人で、お茶にしましょう♪♪♪』

星夜 『わ~~~い♪♪♪』

葉の子 『ふむふむ・・・。』






































































・・・こうして、

きのこ牧場の午後の一時は、過ぎて行きました。










今日のお部屋は、こんな感じ。

木の子ちゃんと葉の子ちゃんの、
二段ベッドのある寝室を、リビングにしてみました。

このお部屋の扉の向こうには、牧草地が広がっているので、
扉はメインの玄関ではなく、裏口になっています。





ドールサイズの白い恋人の缶とお菓子は、
ホントは大家さんからではなく(笑)、
チョコちゃんのお土産です♪♪♪

白い恋人のミニチュアを見た時、
すぐに、大家さんたちの北海道からの贈り物のお話が思い浮かびました(笑)。

チョコちゃん、いつもお心遣いありがとね~~~!\(^▽^)/



妖精図鑑を読んでいますが、
9月頃に来るであろう、ちびちびっ子達は、
今のところ、ピクシーという妖精に一番近い気がします。
でも、呼び名も見かけも、地域によって色々違うようで、
読んでいて、何が何だか分からなくなります(笑)。

でも、妖精図鑑を読んでいると、
頭の中がその世界に浸るというか、
頭の中に、世界が一つできあがるような、
そういうところが好きです。

丁度タイミング良く、
ケーブルテレビで、ディズニーの映画ティンカーベルシリーズを、
週一でやっているので、見ています。
見そこなった、三作目の『ティンカーベルと妖精の家』は絶対見たかったので、
放送してくれて、すごくうれしいです♪♪♪

一作目と二作目のティンカーベルのお家は、
ティーカップの形をしていて、すっごく可愛かったです。
ディズニー映画は、私にはちょっと元気すぎるようなところもあるのですが、
とにかく最近のものは、映像が綺麗で、綺麗で、リズムもいいし、
見ていると、ホントに夢の世界に行けるので、
大人が見てもそう感じるのだから、
子供だったら、これはもうたまらないだろうなと思います(笑)。


(出演者:jerryberry Berry 木の子ちゃん

jerryberry Penny sleepy 葉の子ちゃん

jerryberry Berry sleepy 星夜くん)







コメント (4)
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