迷子の森~きのこ谷~

ここは迷子の森の片隅にある『きのこ谷』。ここでは、きのこの輪っかが沢山見つかります。もしかして、ここは妖精たちの住みか?

木の子ちゃんの赤ずきんちゃん(ジェリベリ物語・番外編)

2014-08-13 12:39:14 | Jerryberry (おとぎ話・絵本・児童文学・映画・ゲーム)





木の子ちゃんたちが、
まだきのこ谷に住む前のことでした。










木の子ちゃんは、少し離れたところに住んでいる、
大好きなおばあちゃんが、
風邪を引いて寝ているので、
お見舞いに行くことになりました。










途中で、おばあちゃんの好物の、
野苺をカゴいっぱいに積みました。










森を抜け・・・




























藪を抜け・・・














































小道を抜け・・・





































木の子ちゃんは、
おばあちゃんのお家まで急ぎました。



















おばあちゃん、待っててね。










そして、小一時間も歩き、
最後の藪を抜けると・・・










やっと、おばあちゃんのお家の玄関の前に、
到着しました。



















木の子 『おばあちゃ~~~ん、来たよ~~~。』


















木の子 『おばあちゃん、具合はいかが?』

おばあちゃん? 『ありがとうよ、大分いいよ。』










木の子 『まあ、おばあちゃん!
おばあちゃんの耳は、
どうしてそんなに大きいの?』

おばあちゃん? 『それはね、
木の子の声がよ~~~く聞こえるようにだよ。』











木の子 『まあ、おばあちゃん、
おばあちゃんの目はどうしてそんなに大きいの?』

おばあちゃん? 『それはね、
木の子のことがよ~~~く見えるようにだよ。』

木の子 『まあ、おばあちゃん、
おばあちゃんの口は、どうしてそんなに大きいの?』


・・・さあ、たいへん!
いよいよ、おばあちゃんの正体が分かる時がやってきました。










がば~~~っ!

おばあちゃん 『あ~、暑い、暑い!
木の子や、やっぱりこの季節に、
暑くて着ぐるみ遊びは無理だよ。』

木の子 『きゃ~~~っ!』











おばあちゃん 『木の子だって、
そんなマントを着てちゃ、暑いだろうに。
そんなもの脱いで、
冷やしたスイカを取りに、川に行こうじゃないかい?』

木の子 『もうちょっと、赤ずきんちゃんごっこしたい~~~。
おばあちゃん、つづきやろうよ~~~。』










木の子 『おばあちゃん、早く入って、入って。』

おばあちゃん 『困った子だねぇ。』

木の子 『大きな耳のところから、やり直しね。』

おばあちゃん 『え~~~っ!』





このオオカミは、以前IKEAで買いました。
おばあちゃんが、オオカミの口から入って、
お腹から出てくるという、
とってもシュールなぬいぐるみ。

そのままでは、お話にしにくいので(^^;)、
着ぐるみ遊びをしているというお話にしちゃいました(笑)。





ドールを赤ずきんちゃんにするのが大好きで、
年に何回かやりますが、
プチブライスの付属品のオオカミの指人形しか持っていないので、
オオカミのぬいぐるみが欲しいと思っていました。

でも、赤ずきんちゃんネタのために、
ぬいぐるみを買うのもなぁ・・・と、特に探しもしなかったのですが、
IKEAで、このオオカミを見つけた時は、
おばあちゃん付き(?)という、あまりに斬新なアイデアと、
IKEAらしい優しいお値段とに負けて、購入しました。


Jerryberry、赤ずきんちゃんとっても似合うと思いました。
家にいるドールの中で、ベッツィーとマダムアレクサンダーに、
負けない位、物語が似合うドールだと思います。

赤ずきんと来たら・・・、
次はもう、あの兄妹のおとぎ話ですよねぇ♪♪♪



(出演者:jerryberry Berry 木の子ちゃん
IKEA おばあちゃん&オオカミ)










コメント (4)
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