迷子の森~きのこ谷~

ここは迷子の森の片隅にある『きのこ谷』。ここでは、きのこの輪っかが沢山見つかります。もしかして、ここは妖精たちの住みか?

小さな扉

2014-08-21 14:34:44 | Jerryberry  (ジェリーベリー牧場物語)





・・・それは、いつもよく配達に行くお家に、
朝早く、牛乳を届けに行く途中のことでした。

星夜くんは、行き慣れたお家なのに、
何故か、今日にかぎって道に迷ってしまいました。

迷っている内に、
森の中の太い木の根元に、
小さな扉があるのに気付きました。










・・・あれ?

こんな所に小さな扉がある。
この木の中は、お家になってるんだ。










一体誰が住んでいるんだろう?










不思議なことに、
そのお家のお庭にあるものは、
何から何までが、小さくできているのです。










こんなに小さな扉、
子供の僕だって、かがまないと入れないや。




























その白い古びた扉は、
苔や葉っぱや実のものが、からみついていました。

扉の前には、小石が縦に並び、
お家の前の白い柵まで続いてました。



















小さな白い扉の横には、
星夜くんはとても座れないような、
小さな小さなベンチが置いてありました。

その上には、やっぱり、
つたや苔のからみついた白い窓がありました。
窓だけは、他のものに比べて、
それほど小さくはなかったので、
のぞけば、誰が住んでいるか見えるかもしれませんでした。

でも、窓の内側にはレースのカーテンがかかっていて、
残念ながら、中は見えませんでした。










それにしても、みんなホントに小さいなぁ。
うっかりすると、踏みつぶしちゃいそうだ。










気をつけなくちゃ・・・。





































朝日がそのお家のお庭に射すと、
お庭は白く煙ったようになり、
星夜くんは、ますます、
何とも言えない不思議な気持ちになり、
まるで夢を見ているような気がしてきました。




『Fairy』で検索していると、
外国の方のお写真で、よくFairylhouse(妖精のお家)が出てきます。

木の枝や皮でできていて、
葉っぱや実のもの、苔などが絡みついた小さなお家は、
可愛くて、可愛くて、私のドツボです。

映画『フェアリーテイル』に出てくる、
主人公の女の子が川のそばで、
木の枝でできた小さな妖精のテーブルとイスを並べ、
木の葉で川の水をすくって、
ティーカップに注いだりするシーンがありますが、
(最近は見てないので、多分そんな感じだったと思います。)
そこだけ、何度もくり返して見たりします(笑)。

可愛い妖精のお家を見ると、
木の枝や皮でできた妖精のお家が欲しくて、欲しくて、
e-bayをのぞいたりするのですが、
いくら妖精のお家とはいえ、ある程度の大きさはあるし、
送料がコワくて、買えません(^^;)。

それに、木の皮や苔や、自然素材でできたものは、
壊れやすいし、ぼろぼろくずれてくるし、
しまう場所はないし、出しておけばホコリがたかるし、
ガサガサしてるから、ホコリ綺麗にはらえないし・・・

・・・等々考えていると、やっぱり無理!
という結論に至ってしまうのです。


でもでも、9月になったら、
FairylandのRealPukiが来るし、
玄関部分だけでも、作ってみようかと思い立ちました。

コルク皮の板をお家の壁に見立てて、
ミニチュアの扉を立てかけて、
後はモスやら、フェイクのグリーンやらで飾れば、
何とかそれ風に見えるかもと思ったのです。

そして、セットしてみたのが、
今日の写真です。





星夜くんはかがまないと入れないような扉のお家ですが、
RealPukiは、10㎝ちょっとと、すごく小さいので、
このお家でも、大きすぎる位です(笑)。


今日も、二枚ほど写真加工してみました。
(白っぽく写っているものは、逆光のせいです。)


(出演者:jerryberry doll Berry sleepy 星夜くん)








コメント (6)
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