今日は何やら、
何かの準備でバタバタとせわしない
こむぎ牧場。
杏 『お花も飾ったし、後はパンプキンパイだけね。』
小麦 『もうそろそろ焼けてる頃よね。
見てくるわ。』
杏 『おねが~~~い♪♪♪』
・・・・・そして。
小麦 『焼けてたよ~~~♪♪♪』
今日は、ちょっと早めの収穫祭のパーティーなのです。
パンプキンパイも、丁度いきつね色に焼き上がりました。
杏 『これが主役だもんね。』
小麦 『うん!秋の作物祭で優勝できたから、
かぼちゃの品質がシルバーに上がったもんね!
これを食べてもらわなくちゃ♪♪♪』
小麦 『・・・あ!丁度いらしたわ!』
杏 『ホントだ!』
そうです。
今日は日頃の感謝をこめて、
ひだまり牧場のエッダさんと、
お孫さんのローズマリーちゃんを招待して、
一緒にちょっとだけ早い収穫祭を祝う事にしたのでした♪♪♪
コンコンコン!
小麦 『は~~~い♪♪♪』
エッダ 『おじゃましますよ。』
ローズマリー 『おじゃまします。』
エッダ 『今日は、お招きありがとう♪♪♪』
小麦・杏 『ようこそ、いらっしゃいました♪♪♪』
小麦・杏 『どうぞ、どうぞ、こちらの席に。』
エッダ・ローズマリー 『こりゃあ、すごいごちそうだぁ~~~!』
ずらずらずら~~~・・・。
小麦 『収穫した作物を使って、色々作ってみたんです。
・・・あ、肩掛けお預かりしますね。』
エッダ 『ああ、すまないねぇ。』
小麦 『隣のお部屋においてきま~~~す♪♪♪』
エッダ 『しかし、こりゃホントにたいしたもんだ。
これだけ作るのは、さぞ大変だったろうねぇ。』
杏 『はい!朝からかかりっきりで作りました。』
みんな 『あはははは・・・♪♪♪』
・・・・・そして。
エッダ 『土産があるんだ。
・・・ほれ、ローズマリー。』
ローズマリー 『ああ。』
小麦 『まあ!裁縫工房の組み立て図だわ!
これ、欲しかったんです!』
杏 『わぁ!』
エッダ 『組み立て図だけじゃ、作れねぇからな、
必要な数の羊毛も、持ってきたよ。
お願い出荷で、お礼欲しさについ羊毛を出荷しちゃったりするだろう。
うまい事、ひっかかるようにできてるからな。』
小麦 『羊毛まで・・・。
お願い出荷にひっかかるどころか、
まだそんなに羊毛たまってなかったんです。』
小麦 『エッダさん、ありがとうございます!
これで、洋服や着物作りに3つの里まで足運ばなくてすみます。
樫の木タウンの雑貨屋さんでは、洋服注文できないんですよね。』
エッダ 『そうだな、かしの木タウンでは、
家具から洋服から、何でも自分で作らないとならないからな。
まあ、それも又楽しみなんだがな。』
小麦 『・・・エッダさん、いつもいつも気にかけていただいて、
ホントにホントにありがとうございます!(;;)(;;)(;;)
こんなにしていただいて、どうお礼をしたらいいか・・・。』
エッダ 『何を水くさい事を言ってるんだ。
こうして、時々一緒にご飯をたべられるだけで十分だよ。
あたしゃ、小麦ちゃんの事ことも、杏ちゃんのことも、
ローズマリーと同じ、ホントの孫みたいな気持でいるんだから。』
小麦・杏 『エッダさん、大大大好き~~~♪♪♪』
ローズマリー 『ばぁちゃ~~~ん!』
エッダ 『おいおい、何だよ、
今日は超人気で、アイドルみてぇだなぁ。』
パチパチと音を立てて燃える暖炉の火のように、
あっっったか~~~い気持ちになった、
秋の収穫祭に近い、ある日のことでした・・・。
エッダさん、大大大好き~~~♪♪♪
(出演者:タカラ 昔のジェニー 小麦ちゃん
&
タカラ キャッスルジュディ 杏ちゃん
&
マダムアレクサンダー タイム扮する エッダさん
&
マダムアレクサンダー ローズマリー)