某日、月組「ロマン・トラジック『桜嵐記』/スーパー・ファンタジー『Dream Chaser』」を、観てきました🌒
ボケボケ画像ですが。
ムラ(宝塚大劇場)の公演のあとは、東京宝塚劇場での公演になります。
良作の定評がある、上田久美子先生、作・演出。
南北朝時代なので、さらっと歴史の流れをおさらいしてから観に行きました。
なんといっても、名前が、似通ってるからそこらへん整理しておかないと。
観劇しての感想。良作です✨複数回観る価値ありです!
見せ方が、上手いですし、わかりやすい。自然と泣けてくる…この私が泣くなんて…。
楠木正行が、珠城りょうさん。
その弟の正時が、鳳月杏さん。
そのまた弟の正儀が、月城かなとさん。
南朝の弁内侍が、美園さくらさん。
正時の妻が、海乃美月さん。
楠木正成が、輝月ゆうまさん。
後村上天皇が、暁千星さん。
足利尊氏が、風間柚乃さん。
晩年の正儀が、光月るうさん。
晩年の弁内侍が、夏月都さん。
後醍醐天皇は、一樹千尋さん(専科)
人の情に、やられました。
正行の日頃の行動が、こうも皆の心を動かしたかと…。
正行、正時、正儀三兄弟の、並びの美しさ。
そして、過去の正成と、三兄弟の場面を絡ませてきて、もう滂沱の涙が…。
正時の、自分は三途の川で妻が待っているので、先に逝くとか、いわれたらもうたまらない…。
歌もうまく、千海華蘭さんのお役もいい味を出していました。
ショーは中村暁先生。
プロローグで、珠城りょうさんが、下弦の月(?)のセットとともに登場。
珠城さんといえば、「月雲の皇子」を、どうしても思い出してしまいます。あれも、上田久美子先生でしたよね。2013年のバウホール公演を友会で当てたチケットで観劇した記憶があります。あの作品も、月がバックに大きくあって、幻想的でした。
似通った場面などは、どこの組にもありますが、見え方は全然違ってきます。
こんなにソツなくこなしてるのか〜とか、男役群舞なども、その組らしさがあって、楽しめます。闘志を、顕にせず、さらっと容易そうに見せてくる…。
風間柚乃さんが、よく目立つ。
退団者の方々も、それぞれ良いお役のようでした。
パレード、エトワールが美園さくらさんでした。
歌、お上手ですから、最後にエトワールがきたんでしょうか。
客席からの、拍手、手拍子が、とても温かったです。
貸切でしたので、珠城りょうさんの舞台挨拶がありました✨
生演奏は、花組アウグストゥスより再開していますが、やはり生オケはいいですね!生徒の動きに合わせてくれるし、絶妙な間を崩さない。
指揮は、佐々田愛一郎さんでした。人気者です。
ボケボケ画像ですが。
ムラ(宝塚大劇場)の公演のあとは、東京宝塚劇場での公演になります。
ご興味のある方は、ぜひ、一度ご観劇頂ければと思います🙏珠城美園トップコンビをはじめ、数名の生徒が退団予定です。
この公演より、しばらくコロナでお休みしていた新人公演が再開します。チケ難のようです。あるところにはあるのかもですが💦