りらの宝塚な日々

宝塚歌劇のあれこれをたまに綴ります。ただのファンです。最近は、観劇できなくなっています。

好きな気持ちは変わらないけれど…限界はある。

2021-06-24 13:12:51 | 趣味
コロナワクチンの接種については、不安もあるのですが…。

先日一回目を受けた家族は、打ったところがかなり痛かったそうで、腰が痛いと言い出しました。接種したつぎの日は、ほぼ寝て過ごしていました。

母の二回目はかなり心配しましたがなにごともなくでしたが…。

さて。今日は、その話ではなく…。

宝塚の話。

一般のファンの方々が、ご自分でチケットを入手されて、無理のない範囲で観劇されている場合は、問題ないのですが。

会と呼ばれる私設ファンクラブの活動は、それぞれが自分の贔屓(推し、生徒さん)のために、チケット、物販、その他諸々にそれなりの金額を注ぎ込んで続けていくもので、注ぎ込む金額は、会費のみのかたから、上限なしになります。

大体、年間100万くらいは使ってても驚かないレベルなんですよ。若い学生さんですら、バイトをしてすべて贔屓にために使うというのも珍しくありません。(この他に、交通費宿泊費食費などもかかります。新幹線代飛行機代…負担は大きいです)

タカラジェンヌになるのも大変だけれど、続けていくのも大変です。
技術や容姿を磨くことに加え、たくさんのチケット、公式の自分のグッズ類を捌く力がないと、長くは続けられないと思います。

下級生が、早い段階で退団したり、そこそこ中堅クラスなのに、大劇場の大階段を袴姿で降りることもなく、別箱などで退団していく場合など。最近も、一人その形の生徒さんの退団発表がありましたね…。

自分のファンをどれだけ獲得し会を立ち上げ、尚且お金持ちで人脈もあるいわゆる強い「おばさま」を掴むことは、生徒さんの現役人生の時間を左右します。

長いことみてきて、詰まるところ「お金」なんだと。チケットだって、お金で買うものですしね。タカラジェンヌとしての体裁を整えるためには、そこにもお金は必要ですし。

コロナのご時世、チケットを捌くのは困難になってきました。
宝塚大劇場のキャパは、2500強です。2回公演の日はその倍の5000越え、それを一ヶ月強から一ヶ月半続けたら、どれほどのチケット枚数になることか…。

それに、平日に2回公演の日もあるので、ますます大変ですよ。

バウホールなどの小劇場ならキャパは500なので、むしろチケ難になりますが、
大劇場のほうは、埋めるのが大変そうです。

先日、月組がムラの楽を終えました。

もうすぐ、宙組の公演が始まります。
私も、今回は公式の友の会は利用せず、友人の贔屓さんのチケットをお願いしました。お席なんてどこでもいい、友人が、そしてその贔屓さんのためになるならば…。まあ、珍しいことではなく、どの組もそのような声がけはあります。

たとえ、1枚でも2枚でもと思って…。

私自身も、いつも助けて頂いていますし。

会活動をするファン同士の助け合い…。

でも、よほどの大金持ちか、新規の熱烈な人でもない限りは、余力が残っていないのでは?と感じるようになりました。

古い方が消えて…退団する頃には歴の浅い人ばかりになるなんてことはよく聞くことですが。

みんな、出来れば退団のお見送りをして、綺麗な区切りをつけたいと思っているけれど、金銭面でどうにもならなくて仕方なく消えていく場合も多々あるでしょう。

さすがに、りらも疲れ果てたので、次回公演に関しては、応援する気持ちは以前と変わりませんが…。自分が納得できる回数に収めておこうと思っています💦いままで、洒落にならないくらいの枚数を買ってきたし、十分応援したと思います。(なので、裏切者だと誤解はしないで頂きたい。お金は湧いてこないのです)

タカラジェンヌは、裕福なご家庭がご実家なのは、当たり前ですが、それでも退団するまで続くこの出費は、なかなかに大変だと思います。
人気があり、技術あり、容姿端麗、性格よしで、自分の会の会員数が多数であれば、親御さんのほうも揺るがないとは思いますが。



宙組のシャーロックホームズ、楽しめると思います。2幕のショーでは、マカロンシャンシャンペンライトというものを使って、客席も楽しめるようになっていますし。


自宅にあった、チラシです。


その次の、雪組は「シティーハンター」なので、原作ファンやアニヲタさんなども観劇されるかもですし、夏休み期間ですので、ご家族連れも増えるといいなぁ…ビジュアル再現率は高いと思います。新トップコンビお披露目公演です。




同じく、自宅にあったチラシ。



その次が、星組。「柳生忍法帖」とショーです。ポスターを観るとかなり作り込んでいますし、楽しめるとは思いますよ。どう宝塚的に仕上げるか。
ショーは、ファンは楽しみだろうと思います。モアーダンディズム。
公演期間が、秋のシルバーウイークあたりからですので、例年なら団体客も多いのですが…。





結局、このご時世ですから。どの組も苦戦になりそうです。

シティーハンターは、観たい方は多いですけど。


宝塚大劇場は、宙組、雪組、星組、花組…と続いて行きます。

東京宝塚劇場は、現在花組です。


娘役トップの華優希さんの退団公演です。

そのあとに、先日ムラ千秋楽を終えた月組となります。お芝居は、南北朝時代です。泣いた方多数です。珠城りょう、美園さくらトップコンビのサヨナラ公演です。




その後が、宙組、雪組、星組(星組が12/26大楽)となります。宝塚大劇場の演目が、東京でも上演されていきます。

最近は、東京でも当日券が買える場合もありますので、お近くに行かれるようでしたら、B席などでお安く観ていただけたらと…。

華麗な夢の世界ですよ。

最近は、男性ファンも増えましたので。そのあたりも気にしなくて良くなりました。


これの他に、別箱公演もあります。
タカラジェンヌは、ほとんどお休みがない状況のようです。

次回は、別箱公演をご紹介する予定です。