今回の貼付写真は、幼稚園での公演時のものと、その練習時の
ビデオからの写真になります(^^)v
上の写真は、開演前に子ども達に、主要なお人形を紹介している
場面・・・下はその近寄ったものです。
公演時は2階から、練習時は1階からビデオ撮影している為、
どちらかと言えば、練習時の方が写真としては見やすいのですが、
練習時はライトを付けていないので、その点から言えば公演時の
方が明るくて見やすいかと・・・^^;ま、両方合わせてご覧下さい♥
分かるでしょうか・・・
この頃は、まだ初期の舞台なので、板を4枚張り合わせたものを
使用している為、寄った写真で見ると分かりやすいですが、真ん中
で離れているのが見て取れます(^.^)
そこで二つ折りにして、持ち運びをしていました^^;・・・かなり重
かったです~・・・(>_<)
(左より)ピッピ・ポロン・ナナ
ピッピが被っている帽子も手作りですが、出来上がりが可愛くて、
コソッとお気に入りでした♥
どら。
― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪
〈主な登場人物〉
ポロン ・・・ ピッピ、ナナといつも仲良く遊んでいる。
ピッピ ・・・ ポロン、ナナの友達。
ナナ ・・・ ポロン、ピッピの友達。
おじいさん ・・・ 村の外れに住んでいる物知り。
双子の夏の国の精。
秋の国の精。
冬の国の精。
春の国の精。
― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪
音楽が流れ、幕が開く。
――――― 第 1 場 ―――――
ポロン、走りながら下手より登場。
ポロン「おーい!!ピッピ、ナナ、こっち来いよー!!(手を振る。)
」
ナナの声「待ってー、ポロン!!」
ピッピの声「待ってくれよー!!」
ポロン「早く、早く!!」
ピッピ、ナナ下手より走り登場。
ナナ「もうポロンったら、走るの早いんだから。」
ピッピ「追い付かないよ。」
ポロン「早く遊ぼうよ!!何する?今日は何して遊ぼうか!」
ナナ「そうね・・・」
ピッピ「何がいいかなぁ・・・」
3人歌う。
3人“今日 何して遊ぶ?
今 何して遊ぶ?”
ナナ“あの川越え 緑の草原で花摘み”
3人“今日 何して遊ぶ?
今 何して遊ぶ?”
ポロン、ピッピ“森の中で冒険
木の枝で戦い”
ポロン、ピッピ“そんなのは嫌だ!”
ナナ“そんなのは嫌よ!”
ポロン「そうだ!知ってるかい?南の山の頂上に咲いてる、白い
花の話し。」
ピッピ「え?」
ナナ「南の山の頂上に咲いてる白い花?」
ポロン「そう!何でもその花を手に入れた者は、どんな願い事
だって叶うって話しだよ。」
ナナ「どんな願いも叶えてくれるの・・・?」
ポロン頷く。
ピッピ「本当に・・・?」
ポロン「本当さ!村の外れに住んでる、物知りおじいさんに聞い
たんだから!」
ピッピ「ふうん・・・(疑うように。)
その時、上手より杖をつきながら、ゆっくり老人登場。
※
ナナ「あ、おじいさん!!(駆け寄る。)」
ポロン「今、昨日おじいさんに教えてもらった、白い花の話しを、
ピッピとナナにしてたんだ。」
老人「ほうほう・・・」
ナナ「本当なの?何でも願いが叶う、白い花があるって話し・・・」
老人「ああ、本当じゃとも・・・(背景に書かれている山の方を指差
して。)あの山のてっぺんに、春の国があってな・・・その春
の国の花畑に白く咲く花・・・それがわしの言う、願いを叶え
る白い花じゃよ。」
ポロン「ね!本当だろ?」
ナナ「へぇ・・・。その花があったら、何でも願いが叶うの?例えば
この・・・(ポケットから何かを取り出す。)石を入れる、宝石箱
が欲しいとか・・・」
ポロン「わあ、ナナ!!綺麗な石だね!!どうしたの?」
ナナ「そうでしょ!これは東の海で、私が何日もかけて探した、私
の宝物なの!!」
ポロン「へぇ・・・」
老人「勿論、何でも叶うんじゃ。但し、何本も咲いている訳じゃな
いぞ。それにあの山の頂上へ行くには、夏の国、秋の国、
冬の国・・・3つの国を通らなければならないんじゃ。その
3つの国に住む、其々の妖精に、次の国まで行く道順を
教えてもらわにゃならんのじゃよ・・・。」
ポロン「分かったよ!!僕達、その花を探しに行ってくるよ!!」
ピッピ「うん!!」
3人、下手へ走り去る。
老人「あ!!待ちなさい!!その妖精達は、そんな簡単に道順
を教えてくれんぞ!!これ!!わしの話しを最後まで聞か
んと・・・」
「これ、待ちなさい!!」
音楽流れ、場面変わる。
――――― 第 2 場 ―――――
ポロン、ピッピ、ナナ下手より登場。
3人歌う。
“今 行こう
すぐ 行こう
あの山 登り
3人の妖精に会って
白い花を見つけこの手に入れる
今 行こう
すぐ 行こう
あの山 登り
願いをこの手に入れるんだ必ず”
3人、上手へ走り去る。
――――― 第 3 場 ―――――
場面変わり、中央、大きな木が一本立っている。
その木の枝に、2人の少年(夏の国の精。)
座り、歌う。
(夏の国の精の双子。)
“僕らはこの国で一番偉いんだ
僕らはこの国で一番賢い
誰にも僕らのこと指図できない
誰にも僕らのこと止められやしないよ
僕らはこの国で一番偉いんだ
僕らの言うことは絶対さ”
少年1「あ・・・誰か来た・・・」
少年2「本当だ・・・」
ポロン、ピッピ、ナナ上手より、回りを見回しながら
登場。
ポロン「ここが夏の国かなぁ・・・?」
ピッピ「あっついなぁ・・・」
ポロン「夏の国の精ー!!」
ナナ「どこにいるのかしら・・・」
少年1「何か用かい?」
※2
ポロン、ピッピ、ナナ回りを見回す。
少年2「ここだよ。」
ポロン、ピッピ、ナナ木の上の夏の国の精を認める。
ポロン「こんにちは!あなた達が夏の国の精?」
少年1「そうさ。」
少年2人、下に飛び降りる。
ポロン「僕達、春の国まで行きたいんだ。だから・・・」
ピッピ「秋の国へ行く道順を教えてくれよ!」
少年2人、顔を見合わせる。
少年2「(ピッピの頭を指差して。)君の被っている、その素敵な
帽子を僕達にくれない?」
少年1「そうさ、そうすれば秋の国までの道順を、君達に教えて
あげるよ。」
ピッピ「い・・・いやだ!!この帽子は、母さんに作ってもらった
大切な帽子なんだ!!誰にもやるもんか!!何か他の・・・
そうだ!!ポロンの靴はどうだ!?」
ポロン「え・・・僕の靴・・・?」
少年2「靴なんか、いらないね。」
少年1「いらないよ。」
少年2「僕達は君の被ってる、その帽子が欲しいんだ。」
少年1「そうさ、その帽子をおくれよ。」
ピッピ「い・・・いやだ、いやだ、いやだ!!」
夏の国の精に、大切な帽子が欲しいと言われたピッピ
ですが・・・
それではつづきは“2”で・・・
※ この頃、“おじいさん”人形が持っている杖は、画用紙で
作った“紙で出来た杖”です^^;この後、“本物の木”を
拾って来て使っている、現在の杖に変わっていきます(^.^)
※2、この“木”・・・とっても不安定で、扱いにくく・・・練習中は
何回も客席側に落っことしたものです(>_<)幹の部分には、
新聞紙を丸めて詰め込んでいます^^;
下の写真は、練習中に落っこちた木の様子です~(^_^;)
― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪
(どら余談^^;)
この作品は、まだ自分達で録音をしていた為、音声状態が
とても悪く、気に入ったものが仕上がるまで、それこそ何回も
スタジオに通ってやり直しをしたものです(-"-)それでも、見
た人からは「あまり音が・・・」なんて“ダメだし”を頂いたりして、
どうしたものか・・・と頭を悩ます日々を重ねておりました。
その後、前にもお話ししましたが、現在のエンジニアさんに
付いて頂き、録音する形へと変わっていったのでした(^^)v
おまけフォト(^.^)
2階からビデオ撮影している為、本来なら全く見えない舞台の中
が見えています^^;その変わり、背景が下の方しか見えていま
せん(>_<)
見えるでしょうか~・・・背景の下も、板になっています(^_^;)
廃材を頂いて、前面と同じ大きさのものを2枚張り付けて、使って
います(^.^) “廃材”の為、左右違った板を使用していて、
左の方は分かり難いですが、逆向きに文字が書いてあるのが、
見て取れます^^;
この頃は、小さくすることの出来ない“板”使用の為、舞台セット
を会場に持ち込むには、もの凄い労力と、運ぶ為の手段がいった
のですが、今ではパイプの組み立て式なので、細かくバラバラに
分解できる為、決して少なくはないですが、初期に比べると、
持ち運びは、随分楽になりました(^^)v本数が多いので、重い
のは重いんですけどね・・・^^;
板と違って、棘が刺さることはないので安心です♥
http://www.geocities.jp/littlepine2005/
http://blogs.yahoo.co.jp/dorapontaaponta
http://blog.goo.ne.jp/axizgoo7227
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