りとるぱいんわーるど

ミュージカル人形劇団“リトルパイン”の脚本の数々です。

“未来への贈りもの(短編)” ―全3場― 完結編

2012年01月31日 21時28分57秒 | 脚本


         その時、轟音と共に煙が上がり、タイムマシン
         が現れる。

  るぅ「らぁ!!(下りる。)」
  らぁ「るぅ!!迎えに来てくれたのね!!」
  るぅ「当たり前じゃない!!ここ探すのに一週間もかかっちゃっ
    たのよ!!」
  らぁ「一週間!?一週間も家、空けちゃったの!?如何しよう!
     !」
  るぅ「大丈夫!マーチング博士が、らぁの声を真似て作った機械
    で、一週間毎日連絡してたから!!」
  らぁ「(溜め息を吐いて)よかった・・・!!」
  るぅ「けど早く帰らないと、明日はいよいよ最後の船が出る日よ!
     !」
  らぁ「そうか・・・」
  るぅ「(タイムマインに乗る。)早く、らぁ!!」
  らぁ「待って!!この美味しい空気、よおく覚えておきましょう・・・
     。私達の世界も、こんな素敵な所に戻さなくちゃ・・・。広子
     達が、頑張って折角綺麗にしてる地球だもの・・・。」
  るぅ「(深呼吸して。)マスクなしで息が出来るって、気持ちいい
     わね・・・。」

         らぁ、タイムマシンに乗る。

  らぁ「さよなら・・・20世紀の地球・・・。」

         再び、轟音が響く。
         フェード・アウト。

    ――――― 第 3 場 ――――― 

         フェード・インする。と、研究所。
         中央にタイムマシン。
         横に、りぃ、マーチング博士立っている。

  らぁ「ただいま!!」
  りぃ「らぁ!!」
  マーチング「よかった、よかった!!るぅ、ご苦労じゃったの。」
  るぅ「フフッ・・・(笑う。)」

         らぁ、るぅ、タイムマシンから下りる。

  らぁ「(マーチングに手に持っていた“アルミニウム”を差し出す。
     )はい、博士!!“アルミニウム”!!」
  マーチング「おお、これじゃ!!正しくこれが“アルミニウム”!!
         これで完成じゃ!!」
  らぁ「早く!!」
  マーチング「そう、急かさんと!」

         マーチング、空気清浄装置の中へ“アルミニウム”
         を入れる。と、静かに作動する。
         4人、黙って見守る。

  りぃ「如何・・・?」
  るぅ「・・・空気・・・綺麗になったのかしら・・・。」
  らぁ「窓、開けていい?」
  マーチング「ああ・・・。」

         らぁ、窓を開ける。

  らぁ「(深呼吸する。と、思わず咳込む。息を止めて。)駄目!!
     息が出来ない!!(窓を閉める。)」
  るぅ「如何して・・・?」
  りぃ「失敗したの・・・?」
  マーチング「(機械を見て。)確かにこれで完成の筈なんじゃが
         ・・・」
  らぁ「やっぱり・・・私達、もう地球には住めないの・・・?」
  
         音楽流れ、舞台転換する。と、花の萎れた
         野原に一隻のロケット船が立っている。
         何時の間か皆マスクを着けている。
         下手より、らぁの父登場。
         マーチング博士、船へ乗り込む。
         りぃ、るぅ、名残惜しそうに回りを見回し、船へ
         乗り込む。

  らぁの父「らぁ・・・そろそろ時間だよ・・・。」
  らぁ「パパ・・・もう二度と、ここへは戻って来れないのね・・・。」
  らぁの父「・・・そうだな・・・残念だけど、仕方ないよ・・・。」
  らぁ「昔からみんなが大切に守ってきてくれたものを、私達が駄
     目にしたのね・・・?」
  らぁの父「それは違うよ、らぁ・・・。確かに我々は守り切れなかっ
        たが・・・一つのものを後世に伝え残していくと言うこと
        は、みんなの協力が必要なんだよ・・・。みんなで力を
        合わせて守っていく体制を、続けていかなければいけ
        なかったんだ・・・。これは何処かで生まれた、ほんの
        数ミリの考え方の違いが、段々と広がっていった結果
        なんだよ・・・。さぁ、行こう・・・。」

         らぁの父、船に乗り込む。
         らぁ、回りを見回してゆっくり船へ。
         扉が閉まる。
         名残惜しそうに、扉の窓から、外を見ているらぁ。

  船の声「カウントダウン、10、9、8、7、6、5、4、3・・・」

         (スモーク流れる。)
         その時、今まで萎れていた花が、ゆっくり息を
         吹き返すように起き上がる。

  らぁ「(花の様子に気付いて。)待って!!行かないで!!開け
     て!!もう一度ここを開けて!!お願い!!」

         扉が開く。らぁ、船から駆け降りる。

  らぁ「(回りを見回して。)花が・・・花が生き返ったわ!!・・・如
     何して!?もしかして・・・(マスクを取って、大きく息を吸う
     。嬉しそうに。)20世紀の空気と同じだわ!!(船の方を
     向いて、興奮して叫ぶ。)皆!!皆、早く来て!!早く!!
     」

         4人、怪訝そうに船から出る。
  
  りぃ「如何したの・・・?」
  らぁ「皆、マスクを取って!!」
  るぅ「けど・・・」
  らぁ「空気が綺麗になったのよ!!息を吸ってみて!!早く!!
     」

         4人、言われるままマスクを取って、大きく
         息を吸う。

  るぅ「本当だ!!あの時の空気だわ!!」
  りぃ「美味しい!!なんて美味しいの!?」
  らぁの父「信じられない・・・」
  らぁ「マーチング博士が発明した空気清浄装置のお陰よ!!博
     士!!これで地球に住めるわね!!ずっと!!」
  マーチング「そうじゃの。わしには分かっていたよ・・・。未来へ旅
          した時、そこは草木が生い茂り、花は咲き乱れてい
          たからの・・・。」
  らぁ「博士・・・」
  マーチング「これからは綺麗になった地球を大切にな・・・」
  子ども達声を揃えて「はいっ!!」

         場面転換し、舞台は草花の咲き乱れる草原
         となる。音楽盛り上がり、嬉しそうに手を取り
         合い、皆で歌を歌う。

         “みんなで守ろう 力合わせ
         今度こそ守り続けよう
         未来が輝くように
         過去から受けた贈り物”

         希望に胸膨らませ、彼方を見遣るみんな。










           ――――― 幕 ―――――










 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪


    (どら余談^^;)
 
    次回掲載しようと考えている作品ですが、この間の公演で
    久しぶりにエリオットくんに出会い、再び熱い彼の行動が気に
    なり、あのお話し時代の、少し未来のエリオットくんの物語を
    書き始めました^_^;
    それを紹介していく予定にしています(^^)v
    ・・・ホントは記念公演の新作も、2月中頃までに仕上げなけ
    ればならないので、どちらが先か・・・と言えば・・・ね・・・^^;
    でも、世直しエリオットくん作品、先ずは書き上げたいと思い
    ますのでお楽しみに~^_^;v




      (おまけフォト1^^;)
      

       録音スタジオです^^;

      今日、録音前に、撮ってみました(^^)v
      写っている場所が、いつもの私の定位置とでも
      いいましょうか・・・エンジニアさんに合図の送り易い
      場所・・・と言うことで、私だけは決めてもらっていま
      す^_^;


      (おまけフォト2^^;)     
           

       台本をセットして・・・録音途中です^^;
      

      (おまけフォト3^^;)
      
 
       こちらが、エンジニアさんの定位置です(^^)v

      左向こうに見えているガラス窓の奥が、上2枚の写真
      の場所になります(^^)
      編集作業も、主にこの場所でして頂いています♥



     
      何とか無事に春公演作品の2本目の録音が終了しま
      した(^^)v
      録音当日はどうも私がピリピリしてしまい、みんなにも
      悪い影響を与えているんじゃないか・・・と、すごく反省
      しています(>_<)・・・にも係わらず、頑張ってくれた
      メンバーに「ありがとう~♥お疲れ様~(^.^)一カ月後
      位には、新作が手元に届くからね^^;ヨロシク(^^)v」

      読んで下さっている皆様には「また公演が終わり次第、
      台本紹介していくつもりにしています(^^)vとても面白
      い作品に仕上がりそうなので、楽しみにお待ち下さい
      ね♥よければ公演にも、足をお運び下さい(^^)」



                                  どら。      


























http://milky.geocities.jp/little_pine2012/performance.html

         http://ritorupain.blogspot.com/

     http://blogs.yahoo.co.jp/dorapontaaponta
 












“お知らせ” ―2012年公演―

2012年01月30日 20時33分46秒 | リトルパインニュース


 
    【2012年春公演決定のお知らせ】



    来年春公演の、日にちと会場が決まりました(^^♪
   2012年5月13日(日)、去年と同じ、大阪府吹田市の
   “内本町コミュニティーセンター”多目的ホールです(^^)v
   
    ここ数年、母の日にこの会場を使用して・・・の公演が続いて
   いるのですが、同じ形態の春公演は、4回目になります♥
   (会場を取るのに、抽選だったのですが、無事取れて“ホッ”
   と、しています^^;)

    来年には“7周年記念公演”を予定している為、当初、
   春公演と統合して、秋辺りに違う場所での、名前も新たに、
   “秋公演”としての公演にしようか・・・
   とも考えたのですが、記念公演作品が(来年発表作品の
   中では一番乗りに出来上がった作品です♪)、毎年の
   春公演作品に比べると、少し大人チックの長編だった為、
   子ども達にも楽しんでもらえる公演を、別にした方がいい
   かな・・・と、毎年恒例の春公演は、そのまま継続する形で、
   残して行くことに致しました(^^)v 

    さて、まだ会場が決まっただけで、詳しい詳細などは、
   追々皆様には、お知らせして行こうと考えています♥

    作品の予告と致しましては、お人形を作り始めていて、
   皆様にもご覧頂いている、“クリフ”くんの作品と、今まさに
   書き終わり、残すところ曲付けも後3、4曲・・・(全曲で、
   今回は多分14曲であったかと・・・^^;大体、3、40分
   作品では、10曲くらいが普通であります(^^)v・・・と、
   言うことは・・・矢張り書き上がった作品・・・少し長めかな
   ~・・・と^^;クリフくん作品が36分程ですので、休憩を
   挟んで、1時間半程度の公演時間になります(^^♪)


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     おまけフォト(^^)v 
    

    これは、新作の下書きで、これから本書きする訳です
   が、きっと、私が下書きを置いたままいなくなったら、
   誰も1本の作品につなげることが出来ないのではないか
   ・・・と言う程、この乱雑に書き連ねただけの下書きは、
   めちゃくちゃなのです^^;
    だって、自分でも「ここの次はどこにつながるん・・・
   ???」と言うことが多々あるのです(^_^;)

   本書きするのも一苦労です^^;


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    それでは、来年春公演、子ども向きミュージカル人形劇と
   言いましても、リトルパイン作品、大人の方も十分楽しんで
   頂けるものを作っていますので、よければ皆様足を運んで、
   遊びにいらして下さいm(__)m
  
    沢山のボランティア公演の傍らではありますが、
   自分達が主催する公演は、この春公演(来年は記念公演も
   ありますが♥)だけなので、準備万端整え、皆様をお迎えする
   所存ですので、宜しくお願い致します(^^)
   
    急ぎ、皆様にお知らせまで・・・♥



            ミュージカル人形劇団“リトルパイン”代表

                                どら。






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   【“リトルパイン”7周年記念公演決定のお知らせ】



    「リトルパイン7周年記念公演」の会場と、
   日が決まりました(^^♪
    
   2012年11月2日(金)
   場所は「大阪府吹田市メイシアター小ホール」です♥

   時間は、今回平日と言うことと、対象者が、子ども達だけ
   でなく、大人の方も楽しんで頂ける作品を持って行く予定
   なので、夕方以降の開演で準備しようと思っています。

   この会場は、人形劇コンクールでお世話になったことが
   あるのと、何より、私が初めて書いた、
   “ファミリーミュージカル”作品を公演して頂いたことのある
   思い出の会場なのです(^^)
   
   作品は、以前から時々お話しさせて頂いている、“J”くん
   の作品と、もう一本は、また次回録音時までに書き上げる
   予定の、新作になります(^^)v
   とりあえずこの“J”くん作品、“大人向き”を謳った作品では
   ありますが、子どもさんが見て頂いても楽しめる作品だと
   思いますので、祝日前ののんびりタイム、ご家族お揃いで、
   観劇に足をお運び下さいm(__)m
   
   今年は、この間の区役所での公演が最後になりますが、
   春公演を入れて8回・・・年明け早々には1月2月・・・と
   決まっているので、自分達主催の公演が2回・・・、その
   合い間に新作の練習やら、録音やら、編集やら、人形制作
   やら・・・別の依頼が、入ってくるので、少し追われた感を
   持ちながら、準備に明け暮れる日々を過ごすことになり
   ます(^_^;)毎度のことですが・・・^^;

   ま、でも、そんなことは理由には上げず・・・(-_-;)  
   公演場所も、段々と大きくなっていきますが、置いて行か
   れないように、沢山の練習を積んで、皆様にお会いできる
   日を楽しみにしております♥

   それでは・・・
   詳細は、また追ってお知らせ致します(^^)v

   



                                どら。




       【2012年1月16日】


    春公演のチラシ、とりあえず作ってみました^^;

    毎年、ギリギリになるまで宣伝活動なるものに、腰を
    上げず、「来年こそは、早めに宣伝しようね~^^;」
    と、団員達と話しつつ、ボランティア公演に追われる
    この時期、どうしても自分達の公演宣伝は、後回しに
    なっていたのです(>_<)
    ・・・が、今年は頑張って、早速に作った出来たての
    チラシ、ご覧下さい^_^;
    ・・・まだ“仮題”のチラシですが・・・(^_^;)


    




                             どら。





    【2012年1月30日】


    春公演作品の、正式タイトルが決定致しました(^^)v

    クリフくん作品が、『君のために・・・』

    これは、私の心のテーマでもある「誰かの為に・・・」が、
    根底にあるタイトルで、今回、公演する2作品共が、
    同じような誰かの為に、何かをすること・・・と言ったもの
    なので、今まで付けようと思っていても、中々付けること
    のできなかったタイトルを、持ってくることにしました(^^)v
    
    主人公達の色々な頑張り・・・是非見て下さいね(^.^)    

    今日録音した作品が、

    『ワンダフルToday!―君と僕との新しい出会い―』

    と、なります(^^)v

               春公演、お楽しみに♥



                                どら。


























    


“未来への贈りもの(短編)” ―全3場―

2012年01月28日 21時54分01秒 | 脚本


      



         【主な登場人物】

      らぁ  ・・・  未来の子ども。

      りぃ  ・・・  未来の子ども。らぁの友達。

      るぅ  ・・・  未来の子ども。らぁの友達。

      マーチング博士  ・・・  未来の科学者。

      広子  ・・・  過去の子ども。

      安佐子  ・・・  過去の子ども。

      南  ・・・  過去の子ども。

      大町先生  ・・・  過去の学校の先生。

      らぁの父


 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪  


         (開演アナウンスが流れる。)

         音楽流れる。

      「時は西暦3999年、地球上は空気が汚染され、木々
      や草花は枯れ木のように萎れ、屋外ではマスクなしでは
      歩くことができない程であった。そして・・・人間は等々
      地球を捨て、惑星レナに移り住まなければならないように
      なってしまった・・・。」           ※

         幕が上がる。

    ――――― 第 1 場 ―――――

         科学者の研究室。
         ライト・インする。と、中央にポーズをとった
         3人の子ども(らぁ、りぃ、るぅ)、一寸離れて
         一人の白髪の老人、後ろ向きで机に向かい
         何かを作っているように。
         3人の子ども達、楽しそうに歌い踊る。

         “今 暗い話しばかり
         でも楽しくいたい
         何時までも明るく楽しみたい
         朝陽は昇るから
   
         花がなくてもいいのよ
         造花があるから
         星の輝きが過去のものでも

         今 暗い話しばかり
         でも楽しくいたい
         何時までも明るく楽しみたい
         朝陽は昇るから

         辛くても昇るから
         必ず昇るから

         暗い時には尚更 笑顔絶やさず
         沈んだ気持ちも偶にはいいのよ
         明るく吹き飛ばす
         辛い時には尚更 はしゃぎまくり
         皆で騒いで忘れりゃいいのよ
         朝陽が昇るから

         それでもまだ
         沈んだ気分ならば
         皆で合わせて歌いましょうよ
         今だけ元気よく

         今だけ元気に
         皆で仲良く
         歌いましょう・・・”        ※2

         白髪の老人(マーチング博士。)振り返り
         子ども達の側へ。

  マーチング「こりゃこりゃ、おまえ達。何時までもこんな所で遊ん
         でると、家の人に叱られるぞ。」
  るぅ「構わないわ!」
  マーチング「それでなくても、町の連中の間では、わしみたいな
         変わり者と、口を利いちゃいかんと噂になっとるじゃ
         ろうが。」
  らぁ「如何して?博士は研究熱心なだけよね!」
  りぃ「今度は何を作っているの?(覗き込むように、机の方を見
     る。)」
  マーチング「空気清浄装置じゃよ。」
  りぃ「空気清浄装置?」                 ※3
  らぁ「空気を綺麗にするものね?」
  マーチング「そうじゃよ。」
  るぅ「じゃあ、外に出ても、もうマスクしなくて済むようになるの?」
  マーチング「期限以内に成功すればな。」
  らぁ「期限以内って・・・」
  マーチング「地球から、惑星レナに向けて、最後の船が出るまで
         に完成すれば・・・」
  りぃ「間に合うかしら!?」
  マーチング「それが、如何しても後一つ足りないものがあっての
         ・・・。」
  らぁ「足りないもの?」
  マーチング「ああ・・・。」
  るぅ「みんなで探しに行って来るわ!!何処へ行けば見つかる
     の?」
  マーチング「それがもうこの地球上にはないものなんじゃ・・・。」
  らぁ「もうない・・・?」
  マーチング「昔の・・・そうさのぉ・・・20世紀の地球上になら、沢
         山あったものなんじゃがの・・・。」
  りぃ「・・・何て言うもの?」
  マーチング「・・・“アルミニウム”と言ってな。布でもなければ、紙
         でもない・・・。それはキラキラ輝く美しいものなんじゃ
         。」
  るぅ「へぇ・・・。」
  らぁ「20世紀へ行けばあるのね?」
  マーチング「ああ、そうじゃよ・・・。20世紀へ行かなけりゃ、ない
         ものなんじゃ・・・。だから、これはもう完成することは
         ないんじゃよ・・・。」
  らぁ「じゃあ私達が、20世紀へ行って、取ってくればいいんじゃ
     ない!?」
  りぃ「らぁ・・・」
  らぁ「マーチング博士が随分前に作ったタイムマシンがあるじゃ
     ない!!それに乗って行けば、20世紀なんてひとっ飛び
     よ!!そうでしょ!?」
  るぅ「そうね!!タイムマシンがあったのよね、博士!!」
  マーチング「しかしなぁ・・・、あれを作ったのは、もうおまえさん
         達が生まれる随分昔で、2台作るには作ったんじゃ
         が、ちゃんと動くように整備するには時間が・・・」
  りぃ「どれくらいかかるの?」
  マーチング「そうさなぁ・・・1日もあれば・・・」
  らぁ「じゃあ、もう行くしかないわね!!ね!!りぃ!るぅ!(2人
     の顔を交互に見る。)」
  るぅ「そうよ!!こうしてる間にも、地球を離れる日は、どんどん
    迫ってくるだけだもの!!」
  マーチング「そうじゃな・・・やってみるか!!」

         マーチング、壁にあるスイッチを押すと、
         後ろの扉が開く。と、中に、車庫に停まって
         いる車のように、2台のタイムマシンが並ん
         でいる。
         マーチング、もう一つのスイッチを押すと、
         2台のタイムマシン、前方へゆっくり出る。

  マーチング「これを使ったのは1度切りじゃからのぉ・・・。果たし
         てちゃんと動いてくれるかどうか・・・」
  らぁ「その時は無事に目的地まで行けたんでしょ?」
  マーチング「ああ・・・」

         マーチング、1台のタイムマシンを見ている。
         りぃ、るぅ、横から覗き込むように見ている。
         らぁ、もう1台のタイムマシンに乗って、色々と
         見ている。

  らぁ「すごーい・・・。色んな機械が・・・」
  マーチング「(タイムマシンを見ながら。)らぁ、そこら辺を弄るん
         じゃないぞ・・・。万が一にでも動いたら大変じゃ・・・。
         」
  りぃ「これに乗って、一体何時の時代へ行ったの?」
  るぅ「大昔!?それともずっと未来!?」
  マーチング「(笑って。)ハハハ・・・未来じゃよ。」
  りぃ「何しに行ったの!?未来の地球はどんな風だった?」
  マーチング「さぁのぉ・・・。もう随分昔のことで、忘れてしまった
         のぉ・・・。」
  るぅ「もう駄目ね!」

         その時、物凄い轟音と共に煙が上がり、
         らぁの乗っていたタイムマシンが動き出し、
         一瞬のうちに消える。

  りぃ、るぅ「らぁ!!」
  マーチング「大変じゃ!!」
  るぅ「(マーチングを押し退けて、タイムマシンに乗る。)退いて、
    博士!!早く、らぁを助けに行かなきゃ!!」

         マーチング、滑り落ちるように引っ繰り返る。

  マーチング「いてててて・・・。まぁ、待ちなさい、るぅ!らぁがどの
         時代へ飛んで行ったか、捜さなきゃならんじゃろう。」
  りぃ「えーっ!!どの時代へ飛んで行ったか分からないの!?」
  マーチング「捜すまで一週間はかかるかも知れんぞ!!」
  るぅ「一週間って言ったら、いよいよ地球から惑星レナに向けて、
    最後の船が出る時じゃない!!」
  りぃ「そんな・・・!!」

         音楽でフェード・アウト。

    ――――― 第 2 場 ―――――

         フェード・インする。と、小鳥が囀り、陽射しが
         差し込む森の風景。
         下手方に、らぁ、倒れている。
         そこへ一人の先生(大町先生。)、続いて3人
         の子ども達、上手より登場。

  大町「よおし!じゃあ、おまえ達の班は、ここら辺を綺麗にする
     こと!」
  子ども達「はぁい!!」
  大町「いいか!今日はクリーン週間最後の日だから、一番念入
     りに、一つのゴミも残さないように掃除すること!!」
  子ども達「はぁい!!」
  大町「じゃあ始め!先生は他の班を見てくるから、サボらないこ
     と!いいな。」
  
         大町、上手へ去る。

  南「漸く今日で、お掃除週間も終わりね!」
  安佐子「本当!ここ一週間、毎日毎日ゴミ拾いで、腰が痛くって
       !」                ※4
  広子「けど、クリーン週間が済んでも、ゴミを拾い続ければ、この
     裏山だけじゃなくて、町中綺麗になるわよ!そして、綺麗な
     町を見て、今まで不用意にゴミをほかしてた人は、屹度い
     なくなるわよ!ね、そう思わない?」
  南「まぁね。けど、続ければでしょ?一体誰が続けるの?」
  広子「私達よ!」
  南「えーっ!!」
  安佐子「そうよね。態々時間作ってまで遣らなくても、帰り道なん
       かに、気が付いた時に、1つ拾ってゴミ箱へ入れるだけ
       でも、違ってくるかもね。」
  広子「帰りの会で、みんなに言ってみましょう!」
  安佐子「うん!」
  南「やれやれ・・・」
  広子「南だって、未来の地球がゴミ置き場みたいになったら嫌で
     しょう?」
  南「そうだけど・・・。それより先ず、ゴミをほかさないように、ポス
    ターか何か書いて、何処かに貼り出せば?」
  広子「わぁ、いい考えね、南!」
  安佐子「・・・ちょ・・・ちょっと・・・あそこに誰か倒れてる・・・(らぁ
       の方を指差す。)」

         広子、南、一斉に安佐子の指の方を向いて
         驚きの声を上げる。

  広子「本当!!大変!」

         3人、らぁの側へ駆け寄り、らぁを揺する。

  南「ちょっと!!」
  広子「あなた!!確りして!!」

         らぁ、気付く。

  らぁ「う・・・ん・・・」
  広子「よかった!!如何したの、一体!?」

         らぁ、驚いてガバッと起き上がる。

  らぁ「(ゆっくり回りを見回して。)・・・ここ・・・何処・・・?」
  安佐子「何処って・・・学校の裏山じゃない・・・。」
  らぁ「学校の裏山・・・?(不思議そうに。)木が・・・生えてる・・・。
    花も・・・空気が美味しい・・・。」
  南「当たり前じゃない・・・。山なんだから・・・。」
  広子「大丈夫?」
  らぁ「(広子を見て、驚いたように。)りぃ!!りぃじゃない!!あ
     なたも一緒に来たの!?」
  広子「りぃって・・・。(笑う。)私、そんな名前じゃないわ。広子っ
     て言うの。」
  らぁ「・・・広子・・・?一体、今・・・何時の時代・・・?」
  安佐子「何時の時代って・・・」
  らぁ「何年?」
  南「1999年よ・・・。如何して?」    ※5
  らぁ「20世紀!?」
  広子「ええ・・・。如何したの?本当に大丈夫?病院行く?」
  安佐子「大町先生呼ぼうか?」
  南「そうね・・・。」
  らぁ「私“アルミ二ウム”を探しに来たの!!」   ※6
  広子「“アルミニウム”・・・?」
  らぁ「何処へ行けば手に入れられる!?」
  南「“アルミニウム”って・・・(リュックを下ろして、中から包みを
    取り出す。)これ?(差し出す。)」
  らぁ「(不思議そうに見て。)・・・これが・・・“アルミニウム”・・・?」
  南「決まってるじゃない・・・。」
  らぁ「(感激したように。)本当にキラキラしてる・・・。」
  安佐子「あなた変わってるのね。“アルミニウム”に驚いたりして
       。(笑う。)」
  らぁ「(頭を下げて。)お願いします!!私にこれ譲って下さい!
     !如何してもこれが欲しいの!!」
  南「そりゃ・・・中身を食べ終わってからなら構わないけど・・・。」
  らぁ「本当!?」
  広子「もっといるんなら、私も持ってるよ。(リュックを下ろして、中
     から包みを取り出す。)」
  安佐子「私も・・・!(鞄から包みを出す。)」
  らぁ「ありがとう、みんな!!」
  広子「(3人の手に持っている包みを見回して。)・・・みんな取り
     出したことだし、もうお弁当にする?」
  南「賛成!!」
  広子「(らぁに。)あなた、お腹空いてない?」
  らぁ「お腹・・・?そう言えば・・・」
  広子「私、余分にお握り持って来たの!!一緒に食べましょう!
      !」

         3人座る。

  広子「ここに座りなさいよ!」
  らぁ「(頷いて広子の横に腰を下ろす。)」
  広子「(包みを開けて、らぁに差し出す。)はい!!どうぞ!!」
  らぁ「(不思議そうに見て。)これ・・・何・・・?」
  安佐子「何って、お握りじゃない!(笑う。)」
  南「変な子!お握りも知らないなんて。(笑う。)」
  らぁ「“お握り”・・・そうだ、知ってる!!前に図鑑で見たことがあ
     るわ!!へぇ・・・これがお握り・・・(手に取る。)」
  南、安佐子「いただきまぁす!」  
  
         皆、お握りを頬張る。

  広子「(お握りを見詰めているらぁに。)遠慮しないでどうぞ!!」
  らぁ「ありがとう・・・。(お握りを一口かじる。)・・・美味しい・・・美
     味しいわ!!(頬張る。)」
  広子「よかった!」
  らぁ「酸っぱい!!何なの!?」
  広子「梅干し!」
  らぁ「へぇ・・・これが梅干し?本当に酸っぱい!!でも美味しい
     !!」

         皆、声を上げて笑う。

  広子「あなた名前は?」
  らぁ「らぁ・・・」
  安佐子「変わった名前。」
  広子「私は広子!それで、この2人が安佐子と南よ!」
  らぁ「広子・・・ここは綺麗な所ね・・・。」
  南「そりゃそうよ。私達が一週間掛けて、綺麗にしたんだもの!」
  広子「今、町にはゴミがどんどん増えているけど、私達一人一人
     が少しだけ気を付けていくと、何時までもこの綺麗な裏山が
     私達の側にいてくれるのよ。」
  安佐子「そう言うこと!!さぁ、お腹も一杯になったことだし、もう
       一働きしましょうか!!次は校舎裏だっけ?」
  広子「はい、じゃあ“アルミニウム”!(“アルミニウム”をらぁの方
     へ差し出す。)」

         他の2人も“アルミニウム”を差し出す。

  らぁ「ありがとう!!これで元に戻るわ!!」
  南「変なの!(笑う。)」
  安佐子「じゃあ行こうか!」
  広子「うん!らぁ、私達そろそろ集合場所へ戻らなくちゃいけな
     いから。」
  南「らぁも早く帰った方がいいよ。春だって言っても、裏山は夕方
    になると冷えるから!」
  広子「じゃあね!!」

         3人、手を振って上手へ去る。     ※7

  らぁ「ありがとう!!(手を振る。)本当にありがとう!!(3人が
     去るまで、手を振る。)さぁ、私も帰ろう!!(回りを見回して
     驚く。)やだ・・・タイムマシンがない!!私飛ばされちゃった
     んだわ!!如何しよう!!」











   ――――― “未来への贈りもの(短編)”完結編へ
                             つづく ―――――











    ※、この作品では、空気の汚染された未来は、リトルパイン
     作品の「未来への贈り物」より、ずっとずっと先ですね^^;

     この頃は私自身、どれ程先の世が、地球環境の悪化を
     体感するような世の中になっているか・・・などと、あまり
     深く考えることもなく、ただ漠然と倍の世紀が過ぎた頃に
     は・・・と、この年代にしたのでしょうが、今現在の世の中
     を見回すと、リトルパイン作品の年代(今から200年後)
     の設定が、より現実的な時代背景のような気がします・・・
     (-_-;)それは、とても悲しいことなのですが・・・。


    ※2、公演したことのある作品なので、この“詩”にも、決ま
     った“曲”が付いています(^^♪
     今では、どんな曲だったのか、全く覚えていませんが、
     この“詩的”ではない、比較的長めの“詩”には曲が付いて
     いる・・・これは全作品共通なので、よ~く読んで頂くと、
     決まった曲の“あるナシ”が、分かるのではないかと・・・^^;


    ※3、今回の作品は、随分と未熟な出来(・・・今が完璧と言う
     訳では、決してありません・・・あしからず・・・^^;)な為、
     色々な台詞の言い回しなどを、書き直ししております^^;
     が、この“空気清浄装置”は、そのまま使用致します♥
     別に理由はありませんが・・・^_^;

  
    ※4、「腰が痛い」って・・・(^_^;)小学生・・・ですよね・・・? 


    ※5、ご名答!この作品の生まれ年です(^^)v


    ※6、“アルミニウム”で通させて頂きます^^;
      可笑しいと思われても、気にしないで下さいね(>_<)

    ※7、リトルパイン版“未来への贈り物”より、随分展開が
      早いですね^_^;





 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪


      (どら余談^^;)

     今日はグーグル版“ワールド”にエリィちゃんオープニング
     を公開致しました(^.^)
     
     今現在、この“エリィちゃん”作品が、音、動き共、一番
     見て頂きやすい作品の為・・・エリィちゃん作品の登場が
     必然的に多くなっています^_^;
     ・・・が、その内、見るに堪えない・・・とまではいかないまでも、
     まだまだ不慣れな動きの動画も、是非ご覧頂きたいな・・・
     と^^;そして、その成長過程を実感して頂けたらな・・・と、
     思っております(^.^)
     お楽しみに~・・・(^_^;)



      (どら余談2^^;)

     明後日は、小学校ボランティア公演の本番です♥

     明日は最終練習と舞台設置の予定でした・・・が・・・
     実は、子どもがインフルエンザにかかってしまいました
     ~・・・(T_T)

     今朝、病院で「A型です」と・・・(>_<)

     なんてこと~!!(+o+)でしょう・・・(-_-;)どの公演も、
     何があっても私が抜けることは出来ないのです・・・。
     いくら考えても、どうにもならない状況に・・・
     こんな時、「何をやってるんだろう・・・」とネガティブになる
     こともありますが・・・他の団員や家族の協力で、なんとか
     穴を開けることなく・・・(今日明日の練習は穴を開けちゃい
     ましたが・・・)(~_~;)舞台設置、本番を迎えることが出来
     そうです(^_^;)
     
     力強い回りの仲間達に感謝しつつ・・・
     頑張って2日間、乗り越えたいな・・・と・・・(^.^)
     皆様には、また“公演日記”で報告したいと思います♥
     お楽しみに♪



     (どら余談^^;3)

     今日は、グーグル版“ワールド”に、2011年“未来への
     贈り物”より、始めの10分動画を投稿致しました^^;
     小道具に振り回されている私達・・・また、ご覧下さいね♥




 (おまけフォト^^;)
   
 (左よりアナベル、プッチ、村長) (上よりアナベル、プッチ、村長)

  これは、春公演作品の一本で、来週に録音するジュリー作品
  の登場人物(・・・人物?・・・犬です^_^;)達のマスコットです♥

  録音日に、この人物達の声を担当するメンバーにプレゼント
  する為、来週にはお別れです(^.^)
  ずっと前に、このプッチくんのマスコットを皆さんに見て頂いた
  ことが・・・ありましたよね?その時は青系のプッチくんだったと   
  思うのですが・・・黄系に変更致しました^^;  
     
  春公演時には、販売用に少し準備していくつもりですが・・・
  何個くらい作れるでしょうか・・・(>_<)

































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“キャシーの森” その他・・・

2012年01月27日 20時56分58秒 | 舞台写真



“キャシーの森”



“蝶の国の仲間たち”



“光の国のエリオット”



“未来の海へ”

 

“いのちの水”

 

“楽しい森の仲間たち”

 

“ルルゥの一番大切なお友達”



“音の妖精ティンクルの大冒険”

 

“花の妖精ティンクルの小さな冒険”



“勇気の石”




“ミリィの旅”




“未来への贈り物”




“クリスマスの贈り物”




“願いを叶える白い花をさがして”

 

 

“ジ―ク君が出来るまで”

 



“いのちの水”小学校公演より





“未来への贈り物”―区役所公演より―

 



“カエルくんができるまで”

 



“光の国のエリオット” 小学校公演

 


“公演日記” ―光の国のエリオット―

2012年01月26日 15時37分32秒 | 公演日記


       


 
       【2012年1月20日】  


      16:00   ・・・   公演前日 舞台設置


    


    


    



      20:00   ・・・   組み立て完了。  撤収。




       【2012年1月21日】    公演当日。
                        

      “光の国のエリオット” 2回公演。

      8:00   ・・・   会場入り。


    
     
      
    


    少しお天気が悪かったので、ライトを消した時のカーテンの  
   隙間からの零れ陽が抑えられ、ちょうどいい具合に暗くなって
   くれました(^^)v


    

    
    向こうの方のパイプに、逆さにぶら下がっているのが・・・
   エリオットくんです^^;


    




      9:15   ・・・   第1回目開演。

     10:15   ・・・   第2回目開演。
 


     今回は“人形劇教室”と言うことで、授業の一環の様相が
    あります(^.^)


   




   
             
              (アップのエリオットくん♥)
   
           演技中の為、髪が乱れています^_^;



   
     
          「ポポ!!ミミ!!さぁ、来い!!」


   


   

            上記場面の舞台裏^^;です♥
   


   

    ポポちゃん、ミミちゃんは、1人の団員の2体持ちです^^;
   
   この場面に限らず・・・今作品は、どうしても手が足りず、台本
   の書き直しをしたり、動きを変更してみたりしたのですが、それ
   でも足りない個所は、一人で2体持ちをしています^_^;
   ・・・と言う私も・・・一部2体を持って頑張っています(~_~;)



   


   
   

   左端の人・・・誰・・・?って感じてしょう^_^;

   動かしているのは私ですが、この場面・・・実は“家臣”を動かす
   筈だったのです(>_<)・・・が、1回目の時に、その“家臣”が
   見当たらず・・・エリオットくんが下がっている間に、探し回った
   のですが見つからず・・・仕方なく、「何でこんな人形持って来て
   るん・・・?」と言われてた人形を、家臣の代役として、登場させ
   ました~・・・(-"-)

   その家臣・・・公演後・・・お家で無事見つかりました^^;
   一人だけ、余分にお人形を持って行ってて、ホント良かったで
   す(>_<)
   ・・・分かり難いですが・・・この家臣・・・エリィちゃん作品の中の、
   カイちゃんママ、れっきとした“女性”のお人形です^_^;
   声はおっちゃんでしたが・・・^^;


   
   
   「父上のことは聞いた!!どうすれば父上は助かるんだ!!」
   

   

       「僕達も一緒に行くワン!!」「勿論よニャア!!」 


   

    マルコ独唱の場面・・・

    下は、その時の舞台裏ですが、エリオットくんを持って、私・・・
    後ろのポポちゃん、ミミちゃん操作団員と、実はカメラ目線で
    ポーズを取っています^^;

   

   左端に見えているのが“白い花”です♥
  出ずっぱりのエリオットくん、私の貴重な腕下ろしタイムです^^;
 


   

   この場面、沢山お人形が出て来るので、上で書いた通り、私も
   エリオットくんと、マルコママの2体持ちをしています(~_~;)

   ・・・が、見て頂いたように、2体持ちの為、マルコママの頭巾が
   顔を半分覆った状態なのですが、直すことが出来ず、このまま
   暫くマルコママは、怪しいママ状態となってしまいました^^;

   ビデオで見ると、マルコママの頭を振って、何とかズラそうと
   している努力は見て取れるのですが・・・(>_<)


   

    ビデオを客席後方にセットしたまま状態にしていたら・・・
   (ビデオに付いて見張る程、団員がいなかったのです^^;)
   見に来た方がビデオの前に立たれ、暫くの間、こんな状態で
   映っていました(-_-;)か・・・悲しい・・・(T_T) 


   

   後ろの絵、よ~くご覧下さい^_^;
   どこかで見た覚えはないでしょうか?はい、エリィちゃん作品で
   登場した、カイちゃんの村です(^^)v雨だけ外しました^^;
  
   こんな風に絵は色んな作品で、使い回しをしています^_^;


   

       「へぇ・・・兄ちゃん、いい剣持ってんなぁ・・・」



   

       エリオットくんとマルコママの2体持ち舞台裏^^;



   


              
                      ⇓  



   

     “怪しい森” 後方、木の上にカラスくんがいます(^^)


   
   

   後ろの“怪しい木”2本、人の手で持っている為、ビデオで見る
   と、喋っていない部分でもユラユラしています^^;
   その後ろに“白い花”があるのですが・・・見えていないですね。
   ヨカッタ^_^;
   
   で、下の写真のように“怪しい木”が下がると、初めてその後ろ
   に、“白い花”が見えるのです^^;

   



   

         「光よ・・・光よ!!この剣に届けー!!」


   
  
           戦いの場面の舞台裏です(^.^)

    このチャンチャンバラバラ・・・春公演の時もそうでしたが、
   この作品の中で一番の見せ場であって、一番難しい場面で
   した~・・・(>_<)

   大体“女子”の我々に、剣を振り回すだの、「おお!!」と
   掛け声を上げる・・・などと言った行動は、持ち合わせていま
   せん^_^;なので、如何にそれを慣れた行動として表現する
   か・・・と言ったことが、いつも“男の子”を演じる時の、一番の
   テーマであります^^;

   

    ご覧下さい・・・分かり難いでしょうが・・・エリオットくんの持つ
   “剣”、ビニールテープで剣の根元を貼り付けてあります^_^;

   なんで、こんな色で・・・と言った色テープなのですが、ホントは
   100円均一で、新しい剣を購入予定だったのが、売ってなかっ
   たのです(>_<)しかも、新しい剣を(スイッチを押すとキラキラ
   光る優れモノ・・・100円ではありません^^;)団員が買って
   来てくれたのですが、私が下に置いてあった、その高価な剣を
   持つことが出来なかったのです~(>_<)

   よって、エリオットくん、こんなボロイ剣で、魔女を倒したのでし
   た・・・(^_^;)素晴らしい腕前です・・・ホホホ・・・^^;
   

   
   

        中々、立ち姿が男前の“エリオット”くんです♥

   

   

   これは、カメラで撮った写真ですが、カメラで撮ったものは、
   誰かがピンボケで、あまり写りがよくありません(>_<)
   

   
   


   

   最後は、マルコや悪者のカラスくんも登場させて、その後は
   みんな幸せになったんだよ・・・的なアピールをし、幕を閉めまし
   た(^^♪

   とっても余談ですが・・・  
   写真の大きさが、段々と広がっていってるの・・・分かります?
   最初から見直してみて、今気付きました~^_^;
   相変わらずアバウトな私です・・・(^_^;)




   さて、今回も、色んな子ども達の反応に、驚かされたり、感動
   させられたり・・・刺激一杯の楽しい公演でした(^^)
   沢山の方のご協力の下、子どもがインフルで「どうしよう・・・」
   と言った思いもしましたが、なんとか無事乗り切ることが出来
   ました(>_<)
   力を貸して下さった皆様・・・そして何より見に来てくれた子ど
   も達、保護者の方々に心からの感謝を送り、また次回・・・もう
   直ぐ2週間後くらいに迫っていますが・・・ボランティア公演、
   頑張って行きたいと思っています♥
   
   それでは、全ての皆様に・・・
   「ありがとうございました<(_ _)>」




                 ミュージカル人形劇団“リトルパイン”
                               代表 どら。








 ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪ ― ♪


    (おまけフォト^^;)
   
 
   なぜ“おまけ”か・・・と言うと・・・^^;分かり難いですが・・・
   私が写っているからです(^^)vへへへ・・・^_^;












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