参った、参った!!
77歳の妹は、体の元気度に反比例するがごとく、脳の破壊度は、加速気味。
ころころ考えが変わるので、それに付き合う私の脳も、お疲れ気味だ。
一番簡単なことは、持ってる資金で、何もかも完璧に賄う施設は…。
東京を離れるしかないのだ。
何しろ、土地の価格に準じて、高額になっていくのだから…。
姉の家族も通いだせそうな郊外(れっきとした23区内ではあるが…)は、妹は
端から拒否。
若いころの傲慢で不遜な態度が見え隠れする。
大して、好きでもなかった妹、むしろ、小ばかにされっぱなしだった私が、どうして、
ここまで、尽くすのか…。
ただただ、両親への感謝の気持ちに他ならない。
妹は、ちゃきちゃきの江戸っ子だ。
浅草で生まれ育ち、都会から離れたことはない。
自然豊かな…なんて話には、まるで興味なし。
明日にでも、自分のマンションに戻りたい…と、駄々をこねる。
「食事の世話は…? 掃除は…? 自分でできるの…?」
「私の住んでるところは、便利でね! 美味しいお惣菜も、何でも買えるのよ!」
1週間もしないうちに、また、ゴミ屋敷になるだろう…。
三つ子の魂、百までも…と言うけれど、どうしたらいいのだろう…。
無駄に引き落とされている、もろもろの支出を断れば…。
老女一人くらい、十分に暮らせていける貯金のはずなのに…。
妹も私も、長生きしすぎたのかな…。😩😒