「霧島ハイツ」「みやま荘」が閉館、事業停止
霧島市観光協会の告知によると,ホテル霧島ハイツ、国民宿舎みやま荘は8月3日をもって閉館した。
霧島市の霧島温泉郷にある宿泊施設の「霧島ハイツ」と民営の国民宿舎「みやま荘」を経営する宮崎県都城市の有限会社「みやま荘」は,新燃岳噴火の影響などによる客離れから閉館となった。みやま荘は、1998年に公営国民宿舎だった「みやま荘」の運営を引き継ぎ創業。その後、国営の「霧島ハイツ」を買収して,2つの施設を経営していた。
東京商工リサーチによると,「霧島ハイツ」と「みやま荘」は登山客や湯治客に人気の宿泊施設で、ピーク時には約3億円の売り上げがあった。しかし、2010年に隣の宮崎県で口てい疫が発生した影響や、翌年の新燃岳の噴火による立ち入り規制で近年は宿泊客が大幅に減少した。負債総額はおよそ4億円。
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