映画「喜びも悲しみも幾歳月」「二十四の瞳」の音楽や時代劇「水戸黄門」の主題歌などを手がけた作曲家の木下忠司さんが4月30日,自宅で亡くなりました。102歳でした。
木下さんは静岡県浜松市出身で,兄で映画監督の木下恵介さんが監督を務めた映画「二十四の瞳」や「喜びも悲しみも幾歳月」など映画音楽を数多く手がけたほか,昭和44年に民放で放送が始まった時代劇「水戸黄門」の主題歌「あゝ人生に涙あり」などを作曲し,「人生楽ありゃ苦もあるさ」という歌詞に合わせた曲が多くの人たちに親しまれました。
喜びも悲しみも幾歳月 - 若山彰さん
あゝ人生に涙あり 幻の3番入り