「身の丈」経営,「身の程」人生

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版画家 蓮尾力氏-日本版画協会主催「第82回版画展」に出品

2014-10-07 08:39:59 | 「身の程」人生

         

 

10月5日(日)~10月19日(日)まで東京都美術館で,一般社団法人日本版画協会主催の「第82回版画展」が開催されています。この展覧会には,宮崎在住の蓮尾力氏も出品しています。


◆ 第82回版画展

2014年10月5日(日)ー10月19日(日)(10月6日(月)休館日) AM9:30ーPM5:30 入場PM5:00まで

・住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園8−36  03-3823-6921

 

 

 

一般社団法人日本版画協会主催の「第82回版画展」- 蓮尾力氏の出品作品


                                    (出品作品の一部分を掲載)-

                           

     「すべて芸術は 表面的であり、しかも象徴的である。表面より下に至らんとするものは、危険を覚悟すべきである」。 (オスカー・ワイルド)


 いま,宮崎・串間に住む彼の蓮尾力さん。

  数年前/東京・御徒町 酒蔵にて 

 

 版画家  蓮  尾   力 
 5年前、東京から猫2匹を連れて一人ぽつんと本城へ移住してきました。親戚も知人もない田舎なのでとても不安でしたが、再婚相手の妻や保護者のような地元仲人さんに恵まれ、今や人生の醍醐味と感謝の念に絶えません。教員 養成大学の教授職を5年早く切り上げて、密やかな版画制作に打ち込む為でした。しかしそれはそれ、時代の傾きに不感症ではいられなくなり、移住者仲間の個 性と魅力に引きずられたまま、この会のベースがまとまるまで代表としてお役に立てればと思うこの頃です。きっと面白いことに出会えるのでは・・・。

 

                 ホームページ 「串間氏移住者ネットワーク」より転載 http://www.city.kushima.miyazaki.jp/original/ijusya/people.html


 蓮尾力: 版画作家。『ペルー美術賞展優秀賞』を始め,これまで数々の賞を受賞。2004年に東京学芸大学の教授職を辞し,宮崎県串間市に移住。以後,意欲的に創作活動に取り組んでいる。日本版画協会会員。                  

◆蓮尾力氏--略歴

1964年 東京学芸大学美術専攻入学

1991年 ペルー美術賞展優秀賞、日本美術パリサロン展出品、銀座オカベ画廊個展

1997年 東京学芸大学美術教育・教授昇任

1999年 大学美術教育学会事務局長

2004年 東京学芸大学を退職。宮崎県串間市本城にアトリエ工房を造る。
     長野県丸子町・丸子町教育委員会主催「蓮尾 力 ふるさと版画個展」開催

現在 日本版画家協会会員 JIAS日本国際美術家協会会員 くしま移住者ネットワーク代表

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┃蓮┃尾┃力┃氏┃作┃品┃が┃勢┃揃┃い┃!┃
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  オスカー・ワイルドが『ドリアン・グレイの肖像』の序文でこう書いている。「すべて芸術は 表面的であり、しかも象徴的である。表面より下に至らんとするものは、危険を覚悟すべきである」(※ 福田恒存訳)。

   ※ Oscar Wilde,The Picture of Dorian Gray(London:Penguin,1984),p.6.(『ドリアン・グレイの肖像』新潮社,1967)

     現代社会のうわべは、芸術の表面性や仮面以上に浅薄なものになっている。

 

            

◆ 蓮尾力 作品  -展覧-      (phote クリックすると拡大)

 

依田村落陽   鳩ノ巣渓谷   海市   おあしす天命 ※   びいどろえび     まめでんか ※
           
   phote クリックすると画像拡大   松露酒造 「本格焼酎×アート 展示会」より

 

 ※「海市」とは,しんきろうのこと。2009年 木版(71×71cm) アメリカ美術賞展出品
     作品の詳細: http://www.yelmuseum.info/hasuogaralley/ht05.html

     phote クリックすると画像拡大 ※「鳩ノ巣渓谷

 「鳩 ノ巣渓谷」は, 三つのフレームの中にせせらぎを区わけして描き、前景、中景、後景へと遠近法で渓流の様子を描出したものだ。岩走る瀬の流れが砲嘩逆巻 き、しぶきを勢いよく吹き上げ、流れ下る光景を描いた版画だ。不思議な形をした奇怪な岩石が色彩も鮮やかに画面中央に描き出されている。後景の一番小さな フレームの上部に、明るい色彩の山が描かれている。
 「東京百景」というテーマのもとに制作された作品である。都内山間部に取材したという。・・・・・・・・・・
                                              『 
ザイデンシュトラーセン―私のもとめた絹の道』 p425

蓮尾力氏がモデルの小説

ザイデンシュトラーセン―私のもとめた絹の道
信州のいなか町で極貧の生活に堪えながらたくましく絵の才能をのばしていく少年と、その姿を暖く見守る遊び友達の若き著者。二人は心の中のサイデンシュト ラーセン(絹の道)をのびやかに歩む。そして精細な風土の描写と質朴な人情の展開。これは魂の核が見失われがちなポスト・モダンなる現代の文学世界に見る こと稀な、郷土愛の表現、青春文学、すがすがしい教養小説である。
近代文芸社

  ( 装幀 蓮尾力)

 


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