篤姫の実像にせまる鹿児島巡り－イベント編

　ＮＨＫ大河ドラマ篤姫は，大奥に和宮を迎えるという新局面に突入する。篤姫効果からこの夏の鹿児島への観光客数は，例年を上回る盛況とのこと。　この状況は鹿児島ファンとしご同慶の至りである。

　この篤姫人気に水を指すわけではないが，篤姫に関する先行研究は少ないこともあって，「彼女は幕末のヒロイン」，あるいは「幕末のシンデレラガールであった」といった，過剰評価，あるいは実像との乖離も指摘されるところである。

　そこで「篤姫の実像」を知るのに役立つイベント，さらには篤姫ゆかりの地と，その情報源をご紹介する。

▼特別展「天璋院篤姫展」鹿児島県歴史資料センター黎明館
　江戸城大奥や将軍にまつわる華麗な調度や衣装、彼女の人生に大きく影響する幕末の激動を伝える歴史資料等を通して，篤姫の生涯をたどる。

・会場の「黎明館」は，鶴丸（鹿児島）城あとにある。付近には島津斉彬像，久光像，斉彬電信実験の場所など，数多くの史跡がある。



・「天璋院篤姫展」リーフレット（ＰＤＦ） (298.39KB)
・期間：2008年9月6日～10月17日
・料金：一般　1,000円（800円）高・大生　600円（480円）中学生以下　無料
・前売り券：ローソン・ファミリーマート・セブン－イレブン設置の端末機（共通商品コード　０２２３５８３）で購入できる。

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