椋鳩十: 生きるすばらしさを動物物語に (伝記を読もう) | |
生きるって、すばらしいんだよ。いつもその思いを心に もち続けた、椋鳩十。どんな人に出会い、何を感じて、 人生を歩んでいったのでしょう。 |
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久保田 里花著 あかね書房刊 1620円 |
鹿児島県ゆかりの児童文学作家,椋鳩十(むくはとじゅう)(1905~87年)の孫娘,久保田里花(りか)さん(48)=鹿児島市=が,動物を題材に多くの作品を世に出した祖父の伝記「椋鳩十: 生きるすばらしさを動物物語に」(あかね書房)を上梓しました。自らも児童文学の作家として歩む久保田さんは「『命の輝きを伝えたい』と書き続けた姿を記した」と語っています。
児童文学者:椋鳩十(むくはとじゅう本名:久保田彦穂)は、明治38年長野県下伊那郡喬木村に生まれ、法政大学を卒業以来、鹿児島で一生を過ごした作家です。
彼は、日本で初めて本格的な動物文学のジャンルを切り開き,「片耳の大シカ」「マヤの一生」「カガミジン」など不朽の名作を数多く残しています。
「大造じいさんとガン」(昭和16年の作)は,現在でも小学校5年生の国語教科書に掲載されている作品です。
彼は、日本で初めて本格的な動物文学のジャンルを切り開き,「片耳の大シカ」「マヤの一生」「カガミジン」など不朽の名作を数多く残しています。
「大造じいさんとガン」(昭和16年の作)は,現在でも小学校5年生の国語教科書に掲載されている作品です。
鹿児島県立図書館館長や鹿児島女子短期大学学長をつとめました。
◇長野-椋鳩十記念館・記念図書館 (下伊那郡喬木村 1459-2) TEL 0265-33-2001 FAX 0265-33-3679
[ 開館時間 ] 10: 00 ~ 18: 00
[ 休館日 ] 毎週月曜日・年末年始(他にも休日があるので確認のこと)
[ 料金 ] 大人 200円 子供(小中学生) 100円
◇鹿児島-椋鳩十文学記念館 (鹿児島県姶良郡加治木町反土2624番地1)
椋鳩十が,動物文学を書き始めたのが加治木町であり,約20年間在住したことから「椋文学発祥の地」として又「椋鳩十の第二のふるさと」として,平成2年に開館しました。
● 鹿児島空港から車で15分、バスで25分 九州自動車道、加治木インターから車で5分
● JR西鹿児島駅から日豊本線で30分 JR加治木駅から車で5分,徒歩10分
● JR錦江駅から車で5分,徒歩10分
〒899-5231 鹿児島県姶良郡加治木町反土2624番地1
TEL/0995-62-4800 FAX/0995-62-4801
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