「身の丈」経営,「身の程」人生

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トライアルの鹿児島出店,恐るに足らず? vs 迎え撃つイオン,ニシムタ 

2015-09-04 17:59:22 | 九州経済(地域経済)

 

 

>>>「トライアルカンパニー」鹿児島市に初出店 vs 迎え撃つイオン,ニシムタ

 「ディスカウントストアトライアル」を展開のトライアルカンパニー(福岡市・楢木野仁司社長   店舗数 約180)は,鹿児島市東開町3-16に24時間営業の「スーパーセンター トライアル 東開店」を出店する。同店は鹿児島市東開町のイオンモール鹿児島の近くで,店舗面積は,3,604平方メートル,駐車場規模176台である。
 

  
                     ※イオンモール鹿児島

>>トライアルの現状-
  トライアルは昨年北海道にを集中出店した7店が,NB主体の品揃えと圧倒的な安さで,競合を圧倒している。だが,既存店180店の多くは売り上げが低迷している。

 

    

        ★,'*:..,.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:鹿児島 競合店の対抗策 *~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~.

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 ┃┃ イオン 鹿児島市立病院近くに24時間スーパー出店 
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  市立病院の移転による周辺の人通りの増加を見込んで,鹿児島市上荒田町39-12にイオングループのスーパーチェーン「マックスバリュ」があらたにオープンする。 24時間営業でスーパーが来年春,オープンの予定である。県に提出された大規模小売店舗立地法に基づく新設届けによると店舗面積1821平方メートル1821㎡の平屋建てである。市立病院周辺ではすでに複数の薬局やコンビニエンスストアなどが進出している。マックスバリュの新規開店が加わることで,新たな商業地の誕生となろう。

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 ┃┃ ニシムタ 24時間営業でトライアルカンパニーを迎え撃つ 
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 鹿児島県内のディスカウントセンターニシムタは近隣店舗の「ニシムタ スカイマーケット鴨池店」を,今年5月に24時間営業に切り替え,トライアルカンパニーを迎え撃つ準備を整えている。

        ニシムタ スカイマーケット鴨池店

  IMG_4519.JPG

住所 : 〒890-0067 鹿児島県真砂本町51番1号

営業時間 : 2015年5月21日(木)より24時間営業
        

  

  ★,'*:..,.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.: トライアルカンパニーの概要 *~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~.

 

◇株式会社トライアルカンパニー  http://www.trial-net.co.jp/corporate/profile.html
       ( Trial Company ,Inc. )
・創業     昭和49年4月
・設立     昭和56年7月
・資本金     21億2335万300円
・事業内容     スーパーセンタートライアル(郊外型総合販売店)の経営 食品・生鮮食品・家庭用品・衣料品・家電製品の販売 「スーパーセンタートライアル」 「メガ センタートライアル」 「トライアルマート」 「ディスカウントコンビニトライアル」「ドラッグアンドフレッシュトライアル」 「バラエティストアトライ アル」 の6業態で展開コンピュータソフトの開発、流通システムの開発

・従業員数(グループ)     社員 3,686名 アソシエート 14,874名(2014年6月現在)
・本社所在地     福岡市東区多の津1-12-2 トライアルビル
・取引先銀行     みずほ銀行、りそな銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、福岡銀行、北九州銀行、日本政策投資銀行

◇九州・沖縄の2013年度小売業売上高ランク

                   ※出典:西日本新聞電子版

  東京商工リサーチ福岡支社が発表の「2013年度の九州・沖縄の小売業売上高ランキング」によると,九州中心にドラッグストアを展開するコスモス薬品(福岡市博多区 http://www.cosmospc.co.jp/ ) が,3292億円で2011年~12年度と2年間連続1位トライアルカンパニーの3070億円を抜いて,初の1位となった。
 3位はイオン九州で2456億 円。通信販売のジャパネットたかた(長崎県佐世保市)は,掃除機など新商材の販売が功を奏し,2012年度11位から6位に浮上した。

 

>>>九州・沖縄小売業売上高 2011年~12年度1位,2013年度2位 トライアルの躓き


 九州では,トライアルカンパニ,コスモス薬品,ミスターマックス,ダイレックス,ルミエール(三角商事)と九州地盤のディスカウントストア系企業に加え,全国展開のドンキホーテが進出し,過激な価格競争をくり広げている。

  そんな中,これまで快進撃を続けて来た「ディスカウントストアトライアル」を展開のトライアルカンパニー(本社:福岡市東区・楢木野仁司社長)が,苦戦し ている。同社の2014年3月期の売上高3070億9300万円(不動産賃貸収入などを含む)であった。九州ではドラッグストアチェーンの「スーパード ラッグコスモス」を展開するコスモス薬品 (本社:福岡市博多区、2014年5月期連結売上高3718億2500万円)に次ぐ,第2位の売上高である。

 トライアルカンパニーが当面する課題は,売り上げと利益の確保にある。売り上げが振るわないため,円安による仕入れ価格の上昇を売価に転嫁できず,当然の結果として営業利益の減少を招いた。
 2014年3月期は22店舗を新規出店したことによる販管費の増加もあって営業利益は前年対比で半減,経常利益は同約40%減となった。最終利益は特別損失などの計上もあって2億6900万円と,前年対比82.4%の減少である。 

 トライアルの,純売上高の3045億7000万円から仕入原価を差し引いた粗利益(売上総利益)は,販管費を下回り2億8400万円の赤字である。前期の租利益率は,106.47%と0.53ポイント悪化した。
 これを,家賃などの「その他営業利益」が25億2300万円で本業の損失を穴埋めし,営業利益で22億4000万円の黒字を確保している。この収益構造は,スーパーの業績低迷をショッピングセンターのテナント収入やクレジットカード事業で補うイオンの収益構造に似る。
 
  この件に関して,7月実施の取引先とのトライアル会の席上,同社の永田久男・代表取締役会長は、大幅減益の主因はドラッグストア子会社のトライウエルの分 離の影響であり,「連結売上高は3134億1700万円で経常利益が前年度並みだった」と釈明している。だが,トライアルカンパニーは連結決算の内容を公 開していないこともあって,この説明はいささか説得力を欠く。

                                 ※本稿の参考資料 「激流 2014年 12月号」 p14~P44
 

 

 

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激流2015年10月号


特集 ■価格頼みのDS全敗■■

■ 無差別競争本格化が促す業態進化の法則

■ドン・キホーテ
・得意の個店対応に磨きをかけ、500店舗体制に突き進む
■ビッグ・エー
・HDSの原点に戻り、高齢化単身世帯のニーズを取り込む
■北辰商事(ロヂャース)
・商品開発と仕組みで戦う「元祖DS」の柔軟な戦略
■ベイシア
・競争環境激変に対応できず、業績悪化の迷走状態
■オーケー
・EDLPの原点回帰の先が見えない不安を抱える
■ロピア
・好調な業績を背景に千葉県進出を本格化
■大黒天物産
・安さに続く品質強化に向け、製造小売業確立に挑む
■コスモス薬品
・安さと従業員の練度を武器に本州攻略を加速
トライアルカンパニー
・コストカットの徹底と小型店出店で巻き返しに出る
■三角商事(ルミエール)
・福岡では圧勝の高収益モデルが迎える成長の壁
■イオン(ザ・ビッグ)
・業態の進化が停滞し脅威の競争力が劣化

■激戦地レポート■
・北海道(道央圏)
・千葉県印西市(千葉ニュータウンエリア)
・神奈川県相模原市(橋本駅周辺エリア)
・大分県大分市(下郡エリア)

 発行所:国際商業出版  780円

 

財界九州 2015年 09 月号 [雑誌]

 TOP INTERVIEW
  山口 祥義佐賀県 知事  

連携で相互の発展めざす大学と地域  

【FUKUOKA ⇔ 中村学園大学】団地を「アクティブラーニング」の場に/高齢化課題の解決と学生の実践教育を〝両立〟  

【SAGA ⇔ 西九州大学】県全体をキャンパスに「地域人材」育成/九州の私立で唯一「地(知)の拠点事業」に選定    

KUMAMOTO ⇔ 熊本大学】地場企業の「将来の担い手」後方支援/「くまもと地方産業創生センター」を設立 

【OITA ⇔ 大分大学】住民一体で「認知症予防」に乗り出す/〝認知症研究〟で県・市と連携協定を締結 

【KAGOSHIMA ⇔ 鹿児島大学】国際島嶼センターが「奄美分室」開設/世界遺産登録や観光振興をサポート  


【MIYAZAKI ⇔ 宮崎大学】世界を視野に「宮崎志向」の人材養成/〝食と健康〟を基軸に基幹産業の振興に貢献  


【OKINAWA ⇔ 琉球大学】自治体と協働で「学び直しの場」提供/島しょ県のハンディ克服する〝RCC事業〟  


YAMAGUCHI ⇔ 東亜大学】実学主義に徹した「専門職業人」育成/国際的な場で〝学際的な研究・教育〟を実践


 NEWS SCRAMBLE
【流通】丸井も「ロッテ系免税店」と出店交渉!?/外国人観光客の〝爆買い〟狙いで  
【長崎】試運転の再開めどたたぬFGT/「長崎新幹線」開業時期への影響も  
【沖縄】泡盛古酒の表示基準を8月から統一/経営環境厳しいが〝正常化〟優先  


【業界 FOCUS 流通】「コンビニ化」するスーパー ╳ 「スーパー化」するコンビニ/ 都市を舞台に繰り広げられる〝食〟をめぐる戦い 

 発行:財界九州社  1000円

コンビニ 2015年 09 月号 [雑誌] (【マイナンバー制度攻略マニュアル】)

 

【特集】コンビニ経営に影響大!
■マイナンバー制度 攻略マニュアル
<序論>コンビニ経営への影響
    業務は増大するが、積極的取り組みが肝要だ
① マイナンバー制度とは?
② マイナンバーの使い方~コンビニでの利用シーン~
③ 中小規模事業者の軽減措置と各店舗の対応
④ 店舗の取り組みスケジュール
⑤ マイナンバーでやることは4つ!
⑥ どうやって集める?
⑦ いつ集める?
⑧ いつ捨てる?
⑨ 利用する
⑩ いつから利用する?
⑪ 4つの安全管理措置を行おう<1>
⑫ 4つの安全管理措置を行おう<2>
⑬ 整備すべき規定・書類など
⑭ 特定個人情報取扱規定のポイント
⑮ 基本方針と委任状のポイント
⑯ 就業規則のポイント
⑰ 委任状と誓約書のポイント
⑱ 管理簿のポイント
⑲ <まとめ>社会制度が変わる時をチャンスとしよう

【特集】深刻化する人出不足<第2弾>
■1月、2月人出最需要期に備えよ!
<総論>9月、10月採用で乗り切れ!
    月ごと特性を知り!採用・教育計画をつくる
<シルバー>高齢者を活用しよう!
      矢金人員不足の助け中高年シニア層に頼んでみよう
<女性>主婦を活用しよう!
    夜勤を補おう!超早朝に主婦層の力を借りる


  発行所 商業界  /1132円

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