新刊『「身の丈を強みとする経営』p19行目より-
イトーヨーカ堂の伊藤雅俊名誉会長が社長の座にあった時,「大きいことは怖いこと」と社員に訓戒したとというエピソードを耳にしたことがあります。
大きくなれば社会や消費者に対する責任が増すことはもちろん,経営のリスクも大きくなるということです。
昨今の商いはともすると売り上げ至上主義や価格競争に陥りがちですが。消費者から求められているのは店数の多きやその大きさではありません。大切なのは「消費者に満足を与える店であり続ける」ことです。
⇒伊藤雅俊「イトーヨーカ堂グループ名誉会長」
▼関連ブログ
3.11大震災-流通業界の対応 セブン-イレブン-2
http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/47be25a7bf1a52fe45c6bbf907a39b9c
3.11大震災-流通業界の対応 セブン-イレブン-1
http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/245e273510d87827fe197403c2ae6ac0
「身の丈」を強みとする経営 - セブン-イレブン鹿児島進出 2
http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/eea6ab290c881f2017dfc2ebc83772d7
「身の丈」を強みとする経営 ―セブン-イレブンの鹿児島進出 1
http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/ae7a708c55d5d354f75cb84f3a2cd7f5
セブン-イレブン 3/25鹿児島出店-39都道府県目
http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/669fe7895424fd299b526b1795bff8b9
セブン-イレブン鹿児島空港前店オープン!!
http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/ae22b1e1c2c2944165229b85fb309c6c
「身の丈」を強みとする経営 18 セブン&アイの企業風土
http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/4cb3855de58d82d79fbf2829182c8cd6
セブン-イレブンのない県・鹿児島のコンビニ事情-3
http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/b7f57f0bac40640b18d3908f09c63f46
セブン-イレブンのない県・鹿児島のコンビニ事情-2
http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/a23655777cd20250969b46d9bc1ec5f9
セブン-イレブンのない県・鹿児島のコンビニ事情-1
http://blog.goo.ne.jp/rk_kobayashi/e/77bb648333422b5a34010efb522c9b2d
▼------------------------
「身の丈」を強みとする経営―縮小の時代に勝つ「新リージョナルマーケティング」―【新刊】
1 マイペースを貫く経営
閉塞感漂う時勢ではありますが,堅実経営を貫き,長期にわたり成長を維持している小売業も多数存在します。こうした企業を凝視すると,ある共通性が浮かんできます。それは,性急な業容拡大は弊害が多いとして,堅実な発展を目指して,自らの分を知り,ライバルの動きに惑わされることなく,マイペースを貫きながら存在感を発揮するという経営姿勢を貫いている点です。
本書『 「身の丈」を強みとする経営』では,このような経営姿勢を「身の丈経営」と称して,縮小の時代の小売業経営のあり方を考察しています。なお,「身の丈経営」とは,石橋を叩いても渡らないといった消極経営や縮み志向の経営ではありません。現状に満足することなく常に革新にとり組む経営を指します。具体的には,顧客の囲い込みによる安定基盤の確立,そして持続的発展の原動力は需要創造にあります。
「身の丈」を強みとする経営―縮小の時代に勝つ「新リージョナルマーケティング」 | |
小林 隆一 | |
日本経済新聞出版社 |