>>>JR九州 「インバウンド好調」
sorce:西日本新聞経済電子版 2019年01月26日 http://qbiz.jp/article/147760/1/
観光庁は1月25日,訪日外国人(インバウンド)の地方鉄道の利用促進策を探る検討会を東京都内で開いた。検討会は,地方鉄道へのインバウンド効果拡大を図ろうと昨年12月に始まった。この日はJR北海道や富士急行(山梨県)など,インバウンド誘致に力を入れる事業者4社が招かれ,現状や課題を報告。
◇JR九州
JR九州の赤木由美執行役員は「利用は好調」とし,「今後さらに,語学など社員の対応スキルを上げていかなければならない」と説明した。
赤木氏は,同社の外国人向け周遊フリーパスの販売が,2017年度は09年度の7倍に上ったことを報告。福岡周辺だけを巡るなど目的を絞る客が増えていると説明した。海外の旅行セミナーでのPR強化や,4カ国語の車内販売といった取り組みも紹介した。
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JR九州の唐池恒二会長は,著書『感動経営』(2018年9月発行)で,"つい先日には、中国のアリパパグループから九州で大キャンペーンを張りたいとの申出があった。詳細は317ページ以降に譲るが、旅をライフスタイルにとりこみはじめた中国の富裕層からの高いニーズを受けた観光地発掘の一環だという。”(p305)とし,"アリババとJR九州が手を取り合い,まったく新しいプロジェクトを発足させる”(p319)と積極的な姿勢を打ち出している。
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>>>JR九州の新幹線,車内販売を終了
JR九州は,九州新幹線での車内販売を3月15日で終える。現在,新幹線での車内販売は上下合わせて1日28本で実施している。九州新幹線の車内販売は,2004年に新八代―鹿児島中央駅間で部分開業した当時から実施してきた。売上額は非公表だが,駅構内のコンビニエンスストアなどが充実したことで,17年度までの5年間で3割減ったという。
JR九州は,現在,午後7時より遅く博多駅を出発する下り列車など,すでに一部では車内販売をしていなかったが,3月15日で全面的に廃止する。車内販売要員は観光列車での車内販売・サービスに振り向ける方針で,業務の効率化を図る。
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