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九州でエイズ患者,エイズウイルス感染者が急増──。

2017-10-25 00:00:23 | 九州経済(地域経済)

九州でエイズ患者,エイズウイルス感染者が急増──。
                      出典:西日本新聞(9月19日)
http://qbiz.jp/article/118993/1/%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%BA%E6%82%A3%E8%80%85/

    出典:平成28年エイズ発生動向 -概要-

 


福岡県を中心に,九州でエイズ患者やエイズウイルス(HIV)感染者が増えている。東京や大阪など都市部を含めて全国的には減少か横ばい傾向にあるだけに,九州の増加が目立つ。専門家は,感染者の多いアジアとの往来が増えてウイルスが持ち込まれるケースや,予防啓発活動の不十分さが一因とみており「危機的状況で,より効果的な予防啓発が必要だ」と警鐘を鳴らしている。

 エイズ予防財団 http://api-net.jfap.or.jp/  のエイズ発生動向調査 ( 平成28年エイズ発生動向 -概要- ) によると,2016年の福岡県のHIV感染者,エイズ患者の新規報告者数は,いずれも46人で計92人と過去最多。15年と比べて61%増えており,特に40代や50歳以上が増加している。佐賀計9人,熊本計19人も過去最多となった。16年の地域別では九州が計169人で32%増。これに対し,関東・甲信越は695人で4%増と横ばい,近畿は265人で11%減など,5地域は前年より減少していた(福岡県以外は速報値)。

 新規報告者数(15年)で全国の感染者・患者の内訳は,日本人男性が約9割,感染原因は同性間性的接触が最多の約6割だった。福岡県も全国と同様の傾向だが,患者が3割程度の全国データに対して,福岡県の患者比率はほぼ半数で,発症してから報告されるケースが際立っている。

 各自治体では無料検査を定期的に実施している。関係者は「感染,発症が分かっても,今は薬でウイルスの増殖を抑えられる。検査を受けて早期に発見・治療できれば,感染者自身の健康も維持でき,感染拡大のリスクも減らせる。心当たりがある人は早く検査に行ってほしい」と呼び掛けている。 

                     :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

Q1  エイズってなあに?(後天性免疫不全症候群)
              出典:(公財)エイズ予防財団 http://api-net.jfap.or.jp/

エイズは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染することによっておこる病気ですが、HIV感染=エイズということではありません。
HIVは免疫のしくみの中心であるヘルパーTリンパ球(CD4細胞)という白血球などに感染します。そして、からだを病気から守っている免疫力を低下させていきます。
HIVに感染すると、通常6~8週間経過して、血液中にHIV抗体が検出されます。感染から数週間以内にインフルエンザに似た症状が出ることがありますが、この症状からはHIV感染をしているかどうかを確認することはできません。HIV検査を受けることではじめて感染の有無を確認することができるのです。
HIV感染後、自覚症状のない時期(無症候期)が数年続き、さらに進行すると、病気とたたかう抵抗力(免疫)が低下し、本来なら自分の力で抑えることのできる病気(日和見感染症とよばれる)などを発症するようになってしまいます。
このようにして、抵抗力が落ちることで発症する疾患のうち、代表的な23の指標となる疾患が決められており、これらを発症した時点でエイズ発症と診断されます。現在はさまざまな治療薬が出ており、きちんと服薬することでエイズ発症を予防することが可能になっています。

 

>>>エイズ発生動向調査   (公財)エイズ予防財団 http://api-net.jfap.or.jp/

平成28年エイズ発生動向 -概要- (802KB)

エイズ発生動向調査の概要 (421KB)

発生動向の分析結果 (1,400KB)

資 料

   ※以下の表をExcel形式のファイルでダウンロードする場合は、ここをクリックして下さい。(Excel 2.7MB)


表1 平成28(2016)年に報告されたHIV感染者及びAIDS患者の内訳 (99KB)

表2 平成28(2016)年末におけるHIV感染者及びAIDS患者の国籍別、性別、感染経路別累計 (75KB)

表3-1 国籍別、性別の年次推移(HIV感染者、AIDS患者)(105KB)
表3-2 国籍区分別の年次推移(HIV感染者、AIDS患者)


表4 国籍別、感染経路別の年次推移(HIV感染者、AIDS患者) (175KB)

表5 国籍別、性別、感染経路別の年次推移(HIV感染者、AIDS患者) (215KB)

表6-1 年齢階級別の年次推移(HIV感染者、AIDS患者) (141KB)

表6-2 国籍別、性別、年齢階級別の年次推移(HIV感染者) (128KB)

表6-3 国籍別、性別、年齢階級別の年次推移(AIDS患者) (126KB)

表7 国籍別、性別、感染地別の年次推移(HIV感染者、AIDS患者) (83KB)

表8-1 国籍別、性別、報告地別の年次推移(HIV感染者)(143KB)
表8-2 国籍別、性別、報告地別の年次推移(AIDS患者)

表9-1 年齢階級別、感染地別、報告地別の年次推移(HIV感染者、AIDS患者) (131KB)

表9-2 年齢階級別、感染地別、報告地別の年次推移(HIV感染者、AIDS患者) (133KB)

表9-3 年齢階級別、感染地別、報告地別の年次推移(HIV感染者、AIDS患者) (221KB)

表9-4 年齢階級別、感染地別、報告地別の年次推移(HIV感染者、AIDS患者) (221KB)

表9-5 年齢階級別、感染地別、報告地別の年次推移(HIV感染者、AIDS患者) (223KB)

表9-6 年齢階級別、感染地別、報告地別の年次推移(HIV感染者、AIDS患者) (223KB)

表10-1 報告地別年次推移及び人口10万対報告数(HIV感染者・合計) (243KB)

表10-2 報告地別年次推移及び人口10万対報告数(HIV感染者・日本国籍) (243KB)

表10-3 報告地別年次推移及び人口10万対報告数(HIV感染者・外国国籍) (241KB)

表10-4 報告地別年次推移及び人口10万対報告数(AIDS患者・合計) (242KB)

表10-5 報告地別年次推移及び人口10万対報告数(AIDS患者・日本国籍) (243KB)

表10-6 報告地別年次推移及び人口10万対報告数(AIDS患者・外国国籍) (240KB)

表11 AIDS報告症例における指標疾患の分布 (206KB)

表12-1 病変死亡者の国籍別、性別、感染経路別の年次推移(140KB)
表12-2 病変死亡者の国籍別、性別、年齢階級別の年次推移

表13-1  報告年・診断年対応表(HIV感染者)(89KB)
表13-2  報告年・診断年対応表(AIDS患者)

 



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