3/29 新型コロナ感染-九州の状況-大分，宮崎，鹿児島の新型コロナ対策補正予算

▼　3/27　九州の感染状況

>>>大分県　新型コロナ対策補正予算可決－－３億１０００万円余

　新型コロナウイルスの感染拡大で影響が出るなか，大分県は，新入学の児童や生徒，それに家族を支援しようと，新入生１人につきを対象に１人１万円分の商品券を独自に配るための経費，３億１０００万円余などを盛り込んだ今年度の補正予算案を，２７日，県議会に提案し，全会一致で可決された。

　提案理由の説明で広瀬知事は「臨時休校に伴い仕事を休まざるをえない家庭にとって，経済的な負担は大変厳しいものがあると思う。新しい門出を迎える子どもたちの笑顔と元気を後押ししたい」と述べ，予算案への理解を求めた。

>>>宮崎県　新型コロナウイルス対策の補正予算を専決処分－－3億3800万円余

　宮崎県は，新型コロナウイルスの対応策として，3億3800万円余りの補正予算を専決処分した。予算の中には，生活費を無利子で貸し付ける事業の経費などが含まれている。
　この補正予算は，国の緊急対応策を受け，県が専決処分したもので，補正額は，3億3800万円余り，財源は，すべて国庫支出金となっている。補正予算の内訳は新型コロナウイルスの影響で収入が減少した人を対象に，20万円を上限に無利子で資金を貸し出す事業に2億6100万円。特別支援学校の休業で増えたデイサービスの費用を補助する事業におよそ7670万円，学校の臨時休業に伴い必要となった放課後教室の開設費用を補助する事業におよそ80万円である。

>>>鹿児島県議会　新型コロナウイルスへの緊急対策費－－１０億円など予算案可決　

　鹿児島県は，新型コロナウイルス感染症への緊急対策費・１０億円１１００万円を盛り込んだ補正予算案を２４日の県議会本会議で可決された。新型コロナウイルス対策として補正予算案に盛りこまれた内訳は，介護施設などに対するマスクや消毒液の配布費用や購入資金の補助に２億３４００万円，奄美空港などに設置するサーモグラフィーの購入費用６００万円。また，臨時休校で給食を休止した納入業者の損失補償に２２００万円，中小企業への資金繰り対策に１億７１００万円が盛り込まれている。

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◆【全国】新型コロナウイルスに関連した患者等の発生について(3月28日公表分)
　　　　　　　　　　　出典：厚労省サイト　https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10552.html

　本日（3月28日）、北海道、兵庫県、大分県、福岡県、京都府、茨城県、千葉県、新潟県、群馬県、神奈川県、石川県、埼玉県、奈良県、愛知県、静岡県、大阪府、岡山県、東京都より、今般の新型コロナウイルス感染症の患者101名、無症状病原体保有者28名、陽性確定例（症状有無確認中）65名、死亡者３名が以下の通り報告されました。

　今回の公表で、国内感染者は1,662名（患者1,363名、無症状病原体保有者166名、陽性確定例（症状有無確認中）133名）となります。
なお、これに加え、これまでに空港検疫で患者15名、無症状病原体保有者16名が確認されており、合計すると1,693名となります。また、国内死亡者は52名となります。