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厳しさ続く,地銀の経営 南日本銀行-公的資金注入と経営強化計画

2009-05-06 12:27:07 | これでいいのか鹿児島
【本稿は,2009-05-06 00:47:26掲載の第2校】

 全上場地銀で最大の赤字がみこまれるのが,札幌北洋ホールディングスで株価下落により2200億円の損失を出し,公的資金1000億円を受け入れている。そのほかのも予想赤字額の大きな地銀としては,池田銀行490億円,栃木銀行154億円,八千代銀行133億円,南都銀行129億円,宮崎銀行125億円などである。


◇南日本銀行の評価損は194億円
 
 札幌北洋銀行同様に公的資金の注入を受けた南日本銀行(本店 鹿児島市)の4月30日付けの発表によると,2009年3月期の有価証券の評価損額が193億9900万円になる。公的資金注入が決まった3月13日時点では、202億円程度を見込んでいたが、市況の回復で損失幅が縮小した。連結業績見通しは3月13日に公表した予想と変更はない。

   --------詳細は,南日本銀行HP(PDFで掲載) 

 出典:南日本銀行HP http://www.nangin.com/

南日本銀行-2009年3月期決算(連結)の業績予想の修正南日本銀行は,純損益の赤字幅が昨年10月発表の37億5000万円から拡大し,83億円の赤字になる,と発表した。
 期末の業績予想によると、一般企業の売上高に当たる経常収益は、10月発表の前回予想と変わらず188億円(前期は213億7500万円)。経常損益は前回予想の55億円の赤字から、110億円の赤字(前期は17億2000万円の黒字)になると見込む。
 自己資本比率は、新たな算定方式が導入されるため7%程度を維持する見込み。国内基準の4%は上回るという。

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