▼お茶の効用
1 頭すっきり 朝の目覚ましには「番茶」
サッパリとした味と香りが身上の「番茶」。
熱々のたっぷりとした一杯で,カラダも頭もシャッキリ朝一番にピッタリです。
2 食事タイムは「ほうじ茶」で
テンプラや揚げ物など,脂っこい料理には「ほうじ茶」のすっきりとした香味がベスト。
料理の味もきっと一層おいしいものになるでしょう。
3 二日酔いは,おまかせの「上級煎茶」
昨夜は飲みすぎた~なんて人には,さわやかな味と香りの「上級煎茶」が最適。
すこしさましたお湯で,ていねいに入れ,頭と体をリラックスさせてください。
4 休息タイムは,とっておきの「玉露」
疲れた頭をリフレッシュするには,とっておきの「玉露」などはいかがでしょうか。
鮮やかな色,独特の香りがもう一がんばりエネルギーに。
◇日本一のお茶の産地,静岡県
1244年,聖一国師(しょういちこくし)が宋よりお茶の種子を持ち帰り,静岡市郊外の足久保に植えたのが始まりといわれています。のちに松尾芭蕉が「駿河路や花たちばなも茶のにほい」と詠んだことからも,古くからのお茶の産地であったことがうかがえます。
明治維新のころ,徳川藩士などによる牧之原台地の開墾により,日本一のお茶生産地となりました。1883年には全国の14%足らずだった生産量が,現在では全国の4割強を生産する大産地に成長しています。
川根・天竜・本山(ほんやま)などの山間地は,気象条件に恵まれた高品質のお茶の産地として有名。また牧之原周辺では,味の濃いお茶づくりをめざし,苦渋みの少ない深蒸し茶の製法が開発されました。
まち楽 鹿児島といえば…?「お茶,黒豚,焼酎,・・・」と,おいしい名物が盛りだくさんです。また,薩摩切子などの美しいガラス製品や三角錐の形をしたお猪口「そらきゅう」など,工芸品も大変魅力的です。
◆緑茶飲料市場
緑茶飲料市場は,順調に成長している。1990年には、清涼飲料市場全体の0.5%を占めるにすぎなかったが、2001年にはウーロン茶飲料を追い抜き、03年以降はジュースや健康飲料などを含む清涼飲料市場全体の10%近い規模を占めるまでブレークした。
売上高ベースでは、93年には571億円が97年に1133億円、「生茶」がブームを引き起こし「第一次緑茶戦争」と呼ばれた00年には2171億円の規模に成長し、さらに04年のサントリーの「伊右衛門」のヒットをきっかけとした「第二次緑茶戦争」を経た05年には4470億円規模にまで成長した。
伊藤園が日本で初めて商業ベースの緑茶飲料として、缶入りの「煎茶」を発売したのは,1985年である。その後、89年に「お~いお茶」に商品名を変更した。「お~いお茶」は順調に売上を伸ばし,09年1月末現在で累計販売量は150億本(500ミリリットル容器換算)を超え、「伊右衛門」や「生茶」など大手飲料メーカーのブランドがひしめく緑茶飲料市場で40%前後のシェアを保持する。
▼国内第2位の生産量 鹿児島県
鹿児島では,文政年間(1818~1829年)の島津藩政時代にも茶業は奨励されていましたが、本格的な栽培は第二次大戦後からです。1883年には全国の4%程度の生産量だったものが、現在では全国の2割を超える第2位の産地となっています。
日照量が多いため品種改良、また簡易被覆をした栽培が行われています。加工では、桜島の火山灰対策として洗浄・脱水装置の開発が行われました。
鹿児島県は、平坦な茶園が多いことから機械化が進み、茶畑の管理作業の省力化・低コスト化が進められています。
出典:http://ocha.tv/producers/nihoncha_producers/kagoshima/
▼日本一のお茶の産地、静岡県
1244年、聖一国師(しょういちこくし)が宋よりお茶の種子を持ち帰り、静岡市郊外の足久保に植えたのが始まりといわれています。のちに松尾芭蕉が「駿河路や花たちばなも茶のにほい」と詠んだことからも、古くからのお茶の産地であったことがうかがえます。
明治維新のころ、徳川藩士などによる牧之原台地の開墾により、日本一のお茶生産地となりました。1883年には全国の14%足らずだった生産量が、現在では全国の4割強を生産する大産地に成長しています。川根・天竜・本山(ほんやま)などの山間地は、気象条件に恵まれた高品質のお茶の産地として有名。また牧之原周辺では、味の濃いお茶づくりをめざし、苦渋みの少ない深蒸し茶の製法が開発されました。
出典:http://ocha.tv/producers/nihoncha_producers/shizuoka/
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