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日置市美山は薩摩焼の産地です。第17代薩摩藩主島津義弘が秀吉の朝鮮侵略の帰途,慶長3年(1598)に朝鮮から陶工約80人を連れ帰り,そのうち 40人余りが鹿児島県串木野市島平に着き,その後慶長8年(1603)に串木野からここ美山へ移住,島津藩の庇護の下,開窯をしたのが薩摩焼のはじまりです。
◆ 「美山窯元まつり」
晩秋の美山は陶芸ファンであふれます。薩摩焼体験広場では,陶工の手ほどきで初心者や子どもでも気軽にろ くろ・手ひねり・絵付け体験ができます。その他,窯元当てコンテストや薩摩焼チャリティーオークションなど,盛りだくさんの内容で深まる秋を楽しめます。また,窯元では薩摩焼をお祭価格で販売します。
・場所:鹿児島県日置市東市来町美山
・アクセス:南九州道美山ICから県道24号経由で1分
・JR:JR東市来(ひがしいちき)駅から車で約5分
・問い合わせ:Tel:099-274-2111 山窯元祭り実行委員会事務局 日置市役所東市来支所地域振興課 TEL.099-274-2111
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┗■ 薩摩焼宗家 沈 壽官(ちん じゅかん)さんの工房
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沈壽官(ちん じゅかん)窯は,慶長10年(1605)美山に移住した初代沈当吉が苗代川焼を開窯,18年後に初代当吉は朴平意とともに白土を発見,今日の薩摩焼を創製 した。明治6年(1873)第12代沈壽官がオーストリア万国博に大花瓶一対を出品,大きな賞賛を博し,世界に薩摩焼の存在を示したという。第14代沈壽 官は司馬遼太郎の「故郷忘じがたく候」の主人公になっった。現在は第15代沈壽官が当主である。
沈壽官窯の隣に,「薩摩焼宗家 14代沈壽官」と「大韓民国名誉総領事館」の表札がかかる旧い石垣に囲まれた立派な屋敷があり,屋敷の入口には日本と韓国の国旗が立ってる。氏は白薩摩による金襴手や浮彫,透彫の作品の他にも「宗胡録写」を展開したものや,黒薩摩の作品など幅広く手がける。司馬遼太郎の短編『故郷忘じがたく候 (文春文庫)』の主人公としても知られる。
◆小松帯刀愛用の琵琶
「幻の宰相」と呼ばれた小松帯刀。幕末の混乱期に,薩摩藩の家老として数々の功績を残しつつ,明治3年 36歳の若さでに若くして亡くなったことを惜しみ,いつしか呼ばれるようになった小松帯刀の代名詞である。
尚五郎と名乗っていた青年時代,多病の身体の保養にと琵琶を弾くようになり,琵琶にのめり込んだ。その様を心配した執事の忠告を受け,それ以来,琵琶を手にしなくなったという。この琵琶は,いま,薩摩焼宗家十四代・沈壽官(ちん じゅかん)氏の手もとにある。
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鹿児島県日置市美山に,薩摩焼宗家十四代 沈 壽官(ちん じゅかん)さんの工房がある。氏は白薩摩による金襴手や浮彫,透彫の作品の他にも「宗胡録写」を展開したものや,黒薩摩の作品など幅広く手がける。司馬遼太郎の短編『故郷忘じがたく候 (文春文庫) 』の主人公としても知られる。
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