本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます、埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
だいぶ猛暑となってきました。
今年の夏も暑さ、水不足が心配されています。熱中症には十分にお気をつけください。
六花舎設計では、真夏の猛暑や真冬の極寒などどんな季節でも快適に過ごすことのできる高気密高断熱住宅をご提供しています。
お引渡し後、「住んでみると本当に違いがわかります」とお声をいただきます。
さて、本日は、
「カーボンニュートラルの住まいづくり」
です。
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味します。
2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
カーボンニュートラルを踏まえ、国土交通省ホームページでは、2050年及び2030年に目指すべき住宅・建築物の姿(あり方)について、下記のように記載しています。
〇2050年及び2030年に目指すべき住宅・建築物の姿(あり方)
2050年 |
ストック平均でZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能が確保され、 導入が合理的な住宅・建築物において太陽光発電設備等の再生可能エネルギーの導入が一般的となること |
2030年 |
新築される住宅・建築物についてZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能が確保され、 新築戸建住宅の6割に太陽光発電設備が導入されていること |
〇省エネ対策等の取組の進め方
・2025年度に住宅を含めた省エネ基準への適合義務化
・遅くとも2030年までに省エネ基準をZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能に引き上げ・適合義務化
・将来における設置義務化も選択肢の一つとしてあらゆる手段を検討し、太陽光発電設備の設置促進の取組を進める
注)「ZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能」とは再生可能エネルギーを除いた省エネ性能
また、脱炭素社会に向けた住宅・建築物における省エネ対策等のあり方・進め方の概要(別添1)とりまとめ(概要)によると、
2030年に目指すべき住宅の姿として、ZEH基準の省エネ性能が確保されることが必要、と書かれています。
■2050年及び2030年に目指すべき住宅・建築物の姿≪あり方(2050年に目指すべき住宅・建築物の姿)
(省エネ)ストック平均でZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能(※1)が確保される
■2030年に目指すべき住宅・建築物の姿
(省エネ)新築される住宅・建築物についてはZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能(※2)が確保される
(※1)ストック平均で住宅については一次エネルギー消費量を省エネ基準から20%程度削減、建築物については用途に応じて30%又は40%程度削減されている状態
(※2)住宅:強化外皮基準及び再生可能エネルギーを除いた 一次エネルギー消費量を現行の省エネ基準値から20%削減 建築物:同様に用途に応じて30%削減又は40%削減(小規模は20%削減)
ストック住宅というのは、建っている建物のことのことです。建っている建物すべてをZEH・ZEB化するのは難しくとも、目標を持って省エネルギー化していこうというものです。
■「ZEH」
「ZEH」とはネット・ゼロ・エネルギー・ハウス、すなわち「年間のエネルギー収支をゼロ以下にする家」のことです。
家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家です。
ZEHの家で暮らすということは、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルへの取り組みそのものです。
また「Nearly ZEH(ニアリーゼッチ)」という「年間のエネルギー消費量を可能な限りゼロに近づける家」もあります。
こちらは太陽光発電を載せられない都市部の狭小地などの人たちに配慮したものです。条件は断熱性能基準と、省エネによる消費量削減の基準はZEHと同じです。ですから、「あとは太陽光を載せればZEH」というイメージです。
住宅を建てる敷地やご予算などの関係でZEHが建てられない、という場合はニアリーZEHという方法がありますので、省エネ住宅にされたい方はぜひ一度ご相談ください。
■「ZEB」
「ZEB」とはネット・ゼロ・エネルギー・ビルのことです。
ZEHは一般の住宅、ZEBはビルなどの建築物など、というイメージです。今はビルも「エネルギー収支をゼロにする」ことが求められています。
六花舎設計では、カーボンニュートラルへの取り組みとして、高気密高断熱+高耐震のZEH住宅をご提供しています。
特にモデルハウスは全館空調で高気密高断熱+高耐震のZEH住宅です。
SDGsが注目をあびていますが、弊社では、カーボンニュートラルへの取り組みを以前からはじめており、常にお客様に本物の快適さと安全性をご提供した家づくりをしております。
その快適さはモデルハウスでご体感いただけますので、お気軽にお声かけください。