本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます、埼玉県久喜市にある注文住宅 六花舎設計の櫻井です。
コロナ対策が落ち着き、久しぶりの制限なしのゴールデンウィークはいかがでしたか?
今年は寒暖差がとても大きいので、体調を崩された方が多いようですが、皆様の体調はいかがでしたでしょうか。どうぞご自愛ください。
梅雨ももうじき、という季節になりますね。梅雨が終わると猛暑がやってきます。季節の変わりが早く感じてしまいます。
当社が建てる家の気密性能(C値)は0.3㎠/㎡
断熱性能(Ua値)は0.24~0.46W/㎡K
が目安となっています。
断熱性能を表すUa値とは、
お家からどれだけ熱が逃げるのかを表した数値です。数値が小さいほど熱が外に逃げにくいことを示しています。
六花舎設計はダブル断熱(充填断熱+外張り断熱)を採用しています。
建物の中と外の両方に断熱材を使うことで、夏は外の熱を遮り、冬は暖かさを逃がさないお家になっています。
では、どんな風に断熱しているかご紹介します。
充填断熱とは外張り断熱の反対で、壁の内側に断熱材を入れるものです。
断熱材にもセルロースファイバー、グラスウール、ウレタンフォーム等々、いろいろな種類があります。
そして、外張り断熱。
言葉の通り、家の外側を断熱材で囲みます。高断熱に外張り断熱はなくてはならないものです。
外張り断熱もいくつも種類がありますが、今回はUa値0.3を狙う「EX断熱」をご紹介します。
EX断熱
EX断熱は、30倍発泡のウレタンを70mm充填して、そこに50mmのEPS材(発泡プラスチック系の断熱材)を付加している断熱です。
EX断熱は、日本の家を暖かく、ドイツを上回る温熱性能を目指しております。
太陽からのエネルギーと生活廃熱だけで真冬の室温18度を実現いたします。
EX断熱のメリットは、
(1)冷暖房費が1/3になります
充填とEPSのW断熱でパッシブグレードの高気密・高断熱の住まいだからこそ、冷暖房費を大幅に削減できます。
一般的な建物(Ua値0.87/4等級)に比べて冷暖房費が1/3以下になります。
EX断熱イメージ
画像は株式会社MXエンジニアリングさんの「EX断熱」より引用しています
(2)手仕上げの風合いと高級感のある仕上がり
湿式左官仕上げで、高級感のある風合いになります。
仕上げ材は国産で、耐久性にも優れております。
最近よる見るサイディング壁などの乾式工法ではなく、昔ながらの日本の伝統的な外壁工法による仕上げです。
そのため、素材感や味わいを感じる外壁になるので、なんとも高級感のある我が家になります。
左官イメージ
(3)豊富なカラーバリエーション
白系以外にもブラウン、チャコールなど濃い色も選べます。
EX断熱カラーバリエーション
画像は株式会社MXエンジニアリングさんの「EX断熱」より引用しています
(4)省令準耐火仕様対応
防火認定を取得しているので、省令準耐火にも対応可能です。
火災保険料も安くなります。
本日は外張り断熱の一つをご紹介しました。
ここ最近とても高性能な住宅を求められるお客様が増えております。
当社でも日々勉強をして、お客様の想いに応えられるように切磋琢磨しております。
高気密高断熱住宅についてもっと知りたいという方は、遠慮なく櫻井までお声かけください。