午前中は風が強くって、洗濯もん外に干せへんくらいでね。
午後は軽く吹いてる風なんやけど、赤城下ろしなんでやっぱり冷たくってね。
お陽さんピーカンなんで、うちんなかは暖かいけどね。
からっ風も50年くらい前は文字通りで、嫁の実家から帰る時なんかうちの方は砂嵐みたいでね。
畑の東側の道路でも通ると、前が見えへんくらいの時もあってね。
昔はほんま田舎で郊外は殆ど田んぼか畑やったから、乾燥してるからちょっと強い風やと大変でねぇ。
今住んでるとこに引っ越した40年くらい前でも、からっ風の時には土埃が付くのんで洗濯もん外には干せずでね。
周りのうちは農家が多かったのんで、くねに背の高い木を植えてうちを囲っててね。
昔小学校の教科書に載ってた光景そのままで、それだけ上州のからっ風は有名やったのんやけどね。
今は段々宅地化が進んで農家のうちも、生木のくねやのうてブロック塀やけどね。
嫁の実家も専業農家で群馬の川向こうやったけど、結婚した当初はやっぱりくねに背の高い木を植えててね。
100年も昔やったらもっと凄い風で、ほんま木枯らし紋次郎の世界やったかもね。
会社の同僚の方で尾島から通ってる方がいて、毎年からっ風の時期にはうちの東側に土埃の山が出来るちゅうててね。
今はどうか知らへんけど昔はヤマト芋農家が多い地域やったのんで、軽い砂のようなもんやからえらい騒ぎやったやろうね。
今はからっ風ちゅうよりは赤城下ろしの風で、砂嵐のような光景は見ることないけどね。
洗濯もん外に干すと強風で煽られて、物干しの土台ごと倒れたりやけどね。
上州名物のからっ風なんで、様子は違ってもやっぱりからっ風ですかね...。
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