(写真)トルコの外務相の集まりの中のヒラリー・クリントンさん
シリアのアル‐アサド大統領の政府と闘っている反乱軍に給料が支払われると野党のシリア国家評議会(SNC)が発表しました。
給料は、政府軍を離脱した兵士にも支払われると、トルコで行われた『シリア人の友達』作戦会議の後、SNCが付け加えました。
会議の代表は、裕福なアラブ湾岸諸国がSNC基金に、毎月、数百ドルを供給すると言いました。
会議は、SNCをシリア人の『正当な代表機関』と認めました。
政府は、およそ70の西側とアラブの国の外相の集まりを『シリアの敵』と呼びました。
記者会見で、トルコの外相が、シリア政府が基本的に合意したアナン・コフィの6項目の平和プランは無期限ではないと警告しました。
国際機関は、アサド大統領に別の機会を窺うことを決して許さないでしょう。
************
世界は、シリア国民を救うためにシリア政府にいろいろな働きかけを行っているようです。ロシアと中国の態度が曖昧なので、制裁や軍事行動が決定的になりません。それで、今回、抵抗運動をしている人々に給料を払うことにしたようです。つまり経済支援ということでしょうが、成功するでしょうか。抵抗者の中にはアルカイダ系のテロリストも混じっていると聞きますが…・・