(写真)ヘルマンド地域の夜撃を行う米海兵隊--夜の家屋の捜索はアフガニスタンの市民に極度に嫌われている
アフガニスタン政府は、米特殊部隊による夜の家屋の捜索をアフガニスタンの主導の下で行うこととする合意書に署名しました。
アフガニスタンの防衛相と米軍司令官により署名された合意書の下で、米軍は夜の家屋の捜索を側面から支援する役割を担うことになります。.
米軍は、夜の捜索はテロ容疑者を見つけて拘留するのに便利な方法だと言います。
しかし、アフガニスタン人は、夜の捜索はプライバシーを侵害し女性を軽視すると言います。
現在、ナトー軍とアフガニスタンの特殊部隊によって行われている夜の捜索行動は、アフガニスタン政府と米軍の間の摩擦の原因を大きくしています。
合意は、2014年にアフガニスタンから米軍や他の外国部隊を撤退させる計画に先んじて行われました。
アフガニスタン政府は、自国の軍隊の完全な主導の下で他国軍の参加が認められることを確実にしたいと思っていると記者は言います。
アフガニスタンの軍将は、昼間は武装勢力が優勢であっても「我々とナトー軍には夜がある」と記者に語りました。
「夜の家屋捜索は、タリバンと他の種々の武装集団の主力を弱体化している」と彼は言いました。
交渉により、アフガニスタンの裁判官は活動を再調査して捜索後に拘留者を保持するかどうかを決定することもできるようになります。
アフガニスタン当局は、拘留者の尋問に関しては、まだ詰めの議論が行われていると語りました。
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米軍は、2014年にアフガニスタンから軍を撤退させる前にタリバンや他の武装勢力を骨抜きにしておきたくて、夜襲活動を活発化させているようです。そのためにアフガン市民との間の摩擦を大きくしています。
米・ナトー軍撤退後は、アフガニスタン軍が国の治安を守らなければならないのです。アフガニスタンが主導権や裁判権を握るのは当然です、アフガニスタンは米国ではないのですから。
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