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オリンピックの柔道:サウジアラビアの柔道選手がヒジャブ論争で撤退する?

2012-07-30 | Weblog

サウジアラビアの女性柔道選手の父親は、娘が試合中にヒジャブを付けることを許されないのならオリンピックを撤退することになるだろうと言っています。

16才のシャヘルカニさんは、金曜日に、78キロ以上の部門で試合をすることになっています。

サウジの役人は、今月初めに、女性選手はイスラム法に従わなければならないと言いました。

しかし、国際柔道連盟代表は、スポーツは安全のために禁止しているのだからスカーフを付けずに試合をしなければならないと言いました。

先週:「サウジアラビアの選手は、柔道の精神で闘い、ヒジャブを付けないという柔道の原則を守らなければなりません。」

彼女の父親はサウジアラビアのアル‐ワタン紙に、「委員会がヒジャブを外すように主張するなら娘は8月3日の試合には出ないだろう。」と語りました。

オリンピック委員会とサウジの役員は解決策を見つけるために柔道の委員代表と話し合っていますが、父親はその件に関して国際オリンピック委員会から何も聞いていないと新聞社に語りました。

シャヘルカニさんと800メートル選手のサラ・アッターさんが、サウジアラビア代表の女性選手です。

サウジアラビアではスポーツに女性が参加する伝統がないので、役員は資格の基準に合う選手を選ぶのに苦労したようです。

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先日、柔道委員会がヒジャブを禁止した記事を読んで、どうするのだろうと気になっていましたが、まだ、解決していないようです。ヒジャブをかぶって柔道をするなど考えただけで危険ですよね。サウジアラビアはどういう結論を出すのか金曜日には分りますね。