(写真)ロケットの打ち上げ現場の動きを示す映像
最近のサテライト映像で北朝鮮がロケット打ち上げサイトで実験を行っていたことが分ると米アカデミー機関が伝えています。
ジョンズ・ホプキンス大学の米韓研究会が、映像を分析して北朝鮮が長距離ミサイルを進展させていると指摘しています。
4月にロケット打ち上げを失敗して以来、少なくとも2回のロケットエンジンの実験を行ったと言います。
30メートルのロケットは、離陸後すぐ、海に墜落しました。
北朝鮮は、人工衛星を軌道に乗せることが目的と言いましたが、禁止されている長距離ミサイル技術の実験として米国や韓国や日本に強く非難されました。
「打ち上げ失敗後、北朝鮮は極最近で2012年9月中旬にSohae人工衛星の発射台で少なくとも2回又はそれ以上の大規模ロケットエンジンの実験を行った。」とinstitute's 38 North blogが報告しています。
実験は、北朝鮮の既存の人工衛星打ち上げロケット用なのか、今年の軍事パレードで初めて示された新長距離ミサイル用なのか、〝液体燃料、最初の段階のエンジン″に関するものだったようだと言いました。
将来の長距離ロケット発射に必要な発射整備搭がロケットサイト上部に建設されている兆候があるとも言いました。
北朝鮮は、米国と韓国の大統領選挙が終わったら実験をする計画を立てていると報告書は示唆しました。
「長距離ロケットエンジンの実験なのか、実験準備の発射台の組み立てなのかはこの時点では明確ではない」と言いました。
北が、ある日、核弾道を装着した長距離ミサイルを使うかもしれないという脅威があるので、韓国と米国は北朝鮮のミサイル技術の進歩を注視しているとソウルの記者は言います。
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北朝鮮の若い指導者が民主化に努力することを期待したいのですが、父親の時代と少しも変わらないようです。ミャンマーのように、突然、民主化することはないのでしょうか。それとも、米韓が脅威を感じているように、突然核弾道付き長距離ミサイルを飛ばすのでしょうか。 リスクの大きい国です。