ロシアのプーチン大統領は、前米国家安全保障局の職員エドワード・スノーデン氏の問題の前に米国との関係を重視すると語りました。
大統領は、水曜日に、米国はロシアの立場を理解するように望むとシベリアの町で報道関係者に語りました。
3週間以上モスクワの空港で足止めされているスノーデン氏は、火曜日にロシアに一時的な亡命を求めました。
大統領は、両国間の関係の方がスパイに関する口論よりはるかに重要だと話しました。
両国関係を損なう可能性のある如何なる行為も受け入れられないとスノーデン氏に警告したとプーチン大統領はつけ加えました。
ロシアの移民当局は、スノーデン氏の亡命要請について3か月以内に決定するとしています。
スノーデン氏に接触しているロシアの弁護士は、彼は決定がなされるまで空港に留まることになるだろうと言います。
ロシアはこれまで米国のスノーデン氏の引き渡し要求を拒否しています。
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スノーデンさんは、米ロ間の外交の駆け引きの道具になっているようです。水面下ではもっと深刻な駆け引きが行われているかもしれませんね。それにしても、ロシアの移民局が決定するまで更に3か月間空港住まいが続くのでしょうか。どの国かに亡命しても米国の追及から逃れることはできないかもしれません。