(写真)爆発でターミナルに満ちる煙
北京国際空港の3番ターミナルで爆発が起こりました。車イスの男が装置を爆発させたようです。
中国のウエイボウ・マイクロブログのサイトに投稿された写真に、爆発前に黒髪の男が白い包みを振っているのが見られます。
男は怪我をして病院に運ばれたと国営メディアが伝えました。
男は不満を持っていて、爆発の前にビラを配っていたようだと新華社通信が伝えました。
報道によると、彼は、以前、中国南部で起きた事件で治安要員に殴られたことや当局がその問題を処理しなかったことに不満を持っていたようです。
その後の空港の写真には、車イスは片側に置いてあり、職員が床の上で彼を処置しているのが見えます。
爆発後、ターミナルの到着ゲートの近くで６時半前にターミナル中に煙が広がりました。
他にその爆発による怪我人はいませんでした。
数人の医療関係者が緊急治療を行い、警官も現場にいると新華社が伝えました。
男は34才で中国東北部の出身、爆発物は花火の火薬で作られていたとCCTVが伝えました。
空港の混乱は収まり、フライトに影響はないとスタッフは言っています。
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中国では、役人の対応に不満を持つ国民が多く、抗議デモやネットで情報を広げ賛同を得たりしていると聞きます。この記事の男性は、空港で装置を爆発させることによって不満を爆発させたようです。