警視庁は、およそ900万ドルを盗んだ疑いで3人のルーマニア人を国際指名手配リストに載せました。偽造カードを使った容疑です。
窃盗は、合計でおよそ4500万ドルの現金を不法に引き出したとされる世界規模の陰謀です。昨年12月から20ヶ国以上の銀行口座から引き出されました。
容疑者は、オマーンなど中東の国の銀行カードの情報を乱用したようです。
日本では、2月20日の7時間半だけで東京のおよそ220の現金自動預け払い機から900万ドルが引き出されました。警視庁は9人の容疑者を特定しました。全て外国籍です。
9人のなかで3人のルーマニア人を指名手配して国際警察機構経由で国際指名手配リストに載せました。
警視庁は、20代から40代と思われる6人の男女の映像をウエブサイトに載せました。
5月初めに、米国司法省は、陰謀に関わった容疑でニューヨークの犯罪集団の8人のメンバーを告訴したと言いました。
警視庁は取り調べを行い、他国の警察と情報交換する予定です。
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この事件は知りませんでした。東京で、わずか7時間半で現金自動預け払い機から900万ドルが引き出されたなんて監視体制が不十分ですね。世界を股にかけた荒稼ぎ事件は全員逮捕で収束ということになればいいのですが。
↓警視庁のHPから
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/jiken/jikenbo/sotokutai/sotokutai.htm