フランシス法王は、ブラジル訪問中に更なる平等な社会を呼びかけました。
法王は、3月の就任以来初の外国訪問を行っています。初のラテンアメリカの国の出身です。
彼は、木曜日に、リオ・デ・ジャネイロの北部のスラム街を訪れて住民と共に過ごしました。
法王は、誰も不平等に対して無神経であってはならないと語り、人々に世界のために精力的に働くよう促しました。
スラム街は麻薬貿易や暴力犯罪の温床になっています。スラム街は警戒が緩いと住民は言います。
電気や水の供給だけでなく他のサービスも不十分です。
住民の1人は、若者が殺された通りを法王が歩いているのを見て感動したと言いました。
フランシス法王は、若者が社会活動をすることを提唱しています。ブラジルの若者が不正な行為に対して敏感であり、変化の先駆者であるよう励ましました。
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ブラジルのカトリック教徒の数は、年々、減っているそうです。そんな中での法王のブラジル訪問。それでも大勢の信者が集まって法王を敬愛しているようですが、爆弾が仕掛けられるなど反感も買っているようです。いろいろな状況が考えられる中で、フランシス法王は信者に接近して抱擁したりキスをしたり寛容さを十分に発揮しているようです。異例の庶民的な法王のようですね。