国連安保理のメンバーがイスラエル‐パレスチナの和平交渉の再開に希望を表しました。
メンバーは、火曜日に、中東の状況を話し合うために会合を開きました。
ケーリー米国務長官は、先週、イスラエルとパレスチナが直接交渉の再開を基本に据えた合意に達したと語りました。対話は3年近く滞っていました。
会合の出席者は、地域の不安定要因であるパレスチナ問題を解決する方向で対話を再開することに期待感を示しました。
米国連副大使で今月の安全保障委員会代表のディカルロ氏は、イスラエルとパレスチナの指導者は果敢に前向きに問題に取り組もうとしているので称賛されるべきだと言いました。
パレスチナの国連特使マンスール氏は、「真の和平を実現するにはイスラエルが2国家共存の原則に従い、入植地の建設を止めることが必要だ」とイスラエル側をけん制しました。。
イスラエルの国連大使のプロサー氏は、「和平に必要なのは、テロと決別し民衆を共存へと導く指導者だ」言いました。
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せっかくですが、このプロセスは実現しないと思います。イスラエル国内に入植を続けることを強く主張している保守強硬派がいる限りネタニヤフ首相は入植を断念できないでしょうし、パレスチナ側ではガザに反イスラエル強硬派のハマスがいます。
尖閣諸島の対立と同じくらい困難極まりないのではないでしょうか。
私の予想が完全に裏切られるよう祈るのみです。