朝日新聞記者が執筆した『ドキュメント「働き方改革」』(副題は「平成最後の大『改革』の内幕を暴く!」、著者は澤路毅彦、千葉卓朗、贄川俊各氏、定価は1,500円+税)が2019年6月13日(予定)に旬報社から出版されます。(いま<5月15日>旬報社ホームページを確認すると、『ドキュメント「働き方改革」』の出版年月日が2019年6月1日(予定)に変更されていました。
なお、著者のお一人の澤路毅彦・朝日 . . . 本文を読む
いわゆる「雇用によらない働き方」は「疑似自営業」とも呼ばれ、働き方関連法以後の労働法制の動きは、この問題に踏み込もうとしていますが、この動きは複雑な展開をしています。
厚労省(厚生労働省)は「雇用類似の働き方に係る論点整理等に関する検討会」と呼ぶ有識者会議を開催していますが、このルーツは経産省(経済産業省)にあります。
疑似自営業は労働基準法上は労働者ではないとされていますが、労働組合法上は労 . . . 本文を読む
明日(2019年3月1日)、第6回雇用類似の働き方に係る論点整理等に関する検討会が開催されますが、この検討会の動きに注目しています。
「雇用類似の働き方」とは簡単に言えば「疑似自営業」のことになります。働き方としては「非正規労働者」と同様ですが、さらに問題は「労働者性」が認められず、労基法や最低賃金法が適用されないこと(ただし労働組合法上は労働者性が認められるケースもあり)。
この検討会(有識 . . . 本文を読む