ボクは寝るけどね

とうとう取れましたね、金メダル！
いやぁ～、昼夜逆転生活を送っていた甲斐がありましたよ。
と言っても今夜はフィギアスケートのエキシビションがあるし、まだこの逆転生活は続きそうですが・・・。
さてさて、オリンピックの日本代表選手、最近では誰もが必ず「オリンピックを楽しみたい！」ってコメントしますよね。
試合後もだいたい「楽しんで出来ました！」とか・・・。
このコメントを聞く度に、水泳の千葉すず選手を思い出すのはルミだけでしょうか？
彼女はこの発言をしたせいで、かなりバッシングされました。
「楽しむとは何事だ！」とか、この発言のせいで他の選手のやる気が無くなったんだから、その年のオリンピックでメダルが取れなかったのは千葉すず選手のせいだ、とか。
覚えてない方のために、誰が書いたか知らないけどバッシングのページを見つけたのでリンクしておきます。
http//kyuseido.org/imode/410.html
まぁルミの記憶も曖昧だから、バッシングに至った経緯はもっといろんなことがあったんでしょう。
なんせ、銀メダルを取った伊藤みどり選手が「すいませんでした」って謝っちゃう様な時代ですからね。
でも、マラソンの高橋尚子選手が金メダルを取った時も、「とっても楽しい４２キロでした！」って言ってたけど、金メダルだからなのか当然バッシングなんてありませんでした。
同じくマラソンの有森裕子選手は、銅メダルを取って「自分で自分を褒めてあげたい！」と言ってました。
千葉選手は「自分のお金で参加するならいいけど、公費で行くのに自分が楽しみたいだなんて図々しい！！」みたいなことを言われてたけど、有森選手の場合は「自分で自分を褒めてあげたいなんて、金メダルを取ってから言えよ、図々しい！」とは言われなかった。
有森選手の発言が受け入れられるくらいなら、千葉選手だって正直で可愛いじゃ～んって思うんだけど、時代はそうじゃなかったんだろうな。
いずれにしろ、選手がみんな「楽しみたい！」って言える日本になって良かった。
だってそうじゃなかったら、「失敗しても４回転に挑戦する」って言って本当に失敗したミキティなんて、格好の餌食になってたはずだもん。
人は他人に対して厳しいからネ（笑）