桜の舞い

OSK日本歌劇団のことを徒然に思うまま書いていきます。

近鉄アート館公演「Let's Hung Out!」初日観劇

2017-04-20 17:25:18 | OSK日本歌劇団
主演は桐生麻耶さんと折原有佐さん。

解散前の旧OSK時代からのメンバーお二人の主演。

しかも、折原有佐さんのサヨナラ公演。

70分間ノンストップのショーはOSKならではのもの。
踊りまくり、あっという間に時間が過ぎた。

前半から中盤は、限りなく宝塚的な構成。
フランスを舞台とした夢ゆめしい構成と宝塚的な歌の数々。
というか?宝塚歌劇で聴いた曲。
「黒い鷲」や「ラビアンローズ」など色々。

しかし、中盤の激しいカンカンやラスト近くの「パッションインブルー」などのダンスはOSKらしさをしっかりと感じた。

パッションインブルーのダンスは男役だけでなく、娘役、いや女役もカッコ良く粋に踊る。

最後の最後にOSKらしさを感じた。

そして、今公演で退団する折原有佐のソロ場面、エトワールの透明感のある歌声に感動。

折原有佐さんのソロから、桐生麻耶さんとのデュエット、マイウェイでは幸せそうに踊る折原さんと優しく包み込むような桐生さんの二人の姿にまたまた感動。

最後の折原有佐さんのご挨拶も明るく、カラっとしていて爽やか。

初日故に、暗転での道具を引く場面で、小道具を舞台に落とし、音が響いたのはご愛敬!

楽しく観劇した70分だった。

終演後にパンフレットを見て、構成演出振り付け芹まちか先生、振り付け中野絵里子先生とあった。

ラストのOSKらしさを感じたのは、中野先生の振り付けだと確信!?!
どなたがどの場面を振り付けられたのかは分からないけど、OSKらしさを少しでも感じて、満足!

OSKらしさとか、宝塚歌劇らしさとかに拘っているのは私だけ?

OSK自体は全く拘りなく、歌劇はどこも同じで良いと感じているのだろうか…(苦笑)