桜の舞い

OSK日本歌劇団のことを徒然に思うまま書いていきます。

紙切れ同然

2016-05-24 20:57:02 | 雑感
骨折の為に数々の観劇予定が白紙になった。

唯一、紙切れ同然で捨てるハメになりそうなのが…


岡山在住の同僚にあたってもダメ!

某サイトでも買い手が付かない!

やっぱり、岡山だから難しい!

前から2列目の良席なのに…残念!!!



花魁道中の素晴らしさ

2016-05-08 10:39:07 | 雑感
今回の「春のおどり」の第一部は近年にない、お気に入り。

幕開きのチョンパがないのが、寂しいとのご意見もあるようだか、私にはあまり気にならない。

歌舞伎の舞台を観ているようだ。
歌舞伎を良く観る私には全く抵抗感がない。

むしろ、世話物歌舞伎を観ているようだ。
舞台装飾はもちろんのこと、演者が素晴らしい!

所作や着物の着こなしなどがしっかりと身に付いている。

特に花魁の折原有佐さんの身のこなし、花魁振りがどうにいって素晴らしく、脇を固める男衆なども素晴らしい。
このようなものは一日二日で身に付くものではないから、演者の皆さんの日頃の研鑽振りが伺える。

この舞台は、OSKをご覧になったことがない方々に観て欲しいと切に思う。
…と言っても今日が千秋楽だ。

もう少し、公演期間が長かったら良かったのに…。


虹架、城月コンビ

2016-05-07 13:43:45 | 雑感
第一部の女郎足抜けの場面で、高世、恋羽コンビの影として踊る男女。

あの場面は幻想的。
あそこで、芝居心のある二人の世界を作り出しているのは、虹架、城月コンビだと思う。
観ていて引き込まれる感じがする。

ただ単に踊っているのではない。
あの二人の踊りで、脇までしまって、中央の主役も映える。



宝塚的

2016-05-07 10:09:13 | 雑感
今回のショーは名倉先生の作演出。

メンバーはバリバリと踊りまくっているので、ラインダンスの緩い振り付け以外は、満足!

しかし、トップ高世さんの女役の男役を従えたダンスはいただけない。
トップスターに女役をさせるのはいかにも宝塚的。

しかも、高世さんの硬質な固さは女役には向かない。
男役ならではの色気はない。

ご本人は一生懸命なので、なおさらお気の毒。


Web松竹

2016-05-06 17:54:53 | 雑感
たった今、スマホでWeb松竹にアクセスして、OSK「春のおどり」チケット追加!

いつもなら、桜の会で追加するところだけど、どう言う訳か?桜の会のWebチケットにログイン出来ず…。

IDもパスワードも間違えていないはず。
摩訶不思議!

Web松竹さまさま~!

松竹座「春のおどり」観劇

2016-05-02 21:54:33 | OSK日本歌劇団
第一部は和物ショー「花の夢 恋は満開」

大家の商人らしき高世麻央さんが廓で、見る夢が展開するパワフルなOSKらしいショー。

相手役の花魁は折原有佐さん。
花魁の膝の上で見る夢は多彩。

高世さんは、女郎と足抜けする若旦那風の商人だったり、ヤクザ風の男だったりと次々と夢の場面が展開していく。

なかでも圧巻なのは、火事の場面。
火消し、鳶の頭高世さんに、纒火消しの桐生麻耶さん。
大きな赤い旗を火に見立てて、激しく降りながら舞う男役さんたちが激しく動く。
火を消すために、舞う火消したち。

和物とは思えない激しい動き。
しかも、火消しも火も半端なくカッコいい事この上ない!

それにしても、OSKの男役さんの着物の着こなし、和物の所作は素晴らしい。
廓の男しさんは皆、粋だ!

第一部のオープニングが、板付きの総踊りではなく、まるで歌舞伎の世話物ように1~2名でスタートしたので、どうなるか?と思ったけれど、満足のいく和物レビューだった。


第二部は「Take the beat!」

OSKらしくダンスに次ぐダンス。
しかし、プロローグからしばらくは、おとなしめ。

中ほどのキャラバン辺りから、ノッテくる感じ。
ラストまでは、踊りまくる。

そして、ラインダンスは足上げは高くて早いものの、前半は可愛く飛んでいる感じ。
最近のOSKには珍しく、8名の初舞台生がいるから、可愛い振り付けにしたのか?
OSKのラインダンス、ロケットはもっとキレキレでないと、満足しない。

全体的には中盤からは、激しく踊っているから…ファンのわがままだけど。

OSKメンバー総出演ではないけれど、満足した舞台だった。

もうひとつ、ファンのわがままを言えば…ショーの作、演出振り付けは、はやみ甲先生、吉峯先生、大谷先生にして欲しい。
解散前の座つき作家だった吉峯先生…あの頃は、宝塚に近い感じのする先生だと思っていたけど、今からすると、やっぱりOSKだと思う~(苦笑)

このわがままを別にすれば、満足な舞台でした!

最近の心配

2016-05-01 20:39:21 | 雑感
明日は松竹座「春のおどり」を観劇予定。

OSKを見続けて、20年弱…解散の憂き目にあってから、存続の会を立ち上げて良くここまで再生出来たものだと感無量!

また今年も松竹座「春のおどり」が観られるのは、嬉しい限り!

しかし…最近のOSKを観ていると、少しずつOSKらしさが無くなり、ミニ宝塚化している気がしてならない。

松竹座「春のおどり」も公演日数が少なくなっているところが心配の種!