るーたんの日記 ~part2~

山歩き・食べ歩き・旅のひとりごと日記

2021年10月 念願の中央アルプス稜線歩き(^^♪

2021-10-10 10:21:21 | 日本百名山

10月はじめに、念願の中央アルプスの稜線を歩くことができました♬

**********

スタートの千畳敷の紅葉はピーク過ぎな感じでしたが、ここから下の紅葉は見ごろでした。

今回の一番の目的は『中央アルプスの稜線歩き』なので、快晴になったことに感謝です。

ロープウェイからの眺め。山肌の紅葉は最盛期です。

極楽平からの千畳敷。麓の紅葉が見ごろでした♬

対岸には三の沢岳。お花の山なんですよね。1度登ったけど、帰りもきつくてね。奥には御嶽山。

麓の紅葉を見ながらハイク。下ってきただけに見えますが、このあと何度も登り返すんですよね…

木曽駒ケ岳方面を振り返ります。日の当たっている駒ケ根市側の紅葉が光の加減でとってもきれいです。

稜線下の紅葉が素敵でした。バックには南アルプス。

 

檜尾岳への登り返し。左の奥にポツンと1軒家の避難小屋。

現在改修工事中で、山頂の直下に仮設小屋ありました。確認はしていませんが…。来年度から有人で再開とか。

檜尾から先。左奥に空木岳。先はまだ長い!!

下った道を振り返る…何回もだよ…そろそろ…

中間点の檜尾岳。南アルプスの稜線の眺め。塩見の奥に富士山。

奥が改修中の避難小屋。手前のスペースに仮設避難小屋があるみたい。(未確認)

後半のルートが見えました。あの左の三角が空木岳。

その鞍部のVのところに本日の宿「木曽殿山荘」はあります。

そこまで、あと3~4時間(´;ω;`) まだまだ…登りもありそうです。(´;ω;`)

奥には八ヶ岳。手前に先ほどまでいた檜尾岳。

岐阜県側の奥には、名前のわからない峰々がかっこよく…

最後の東川岳への稜線。奥には空木岳。なかなか最後の山頂が出てこない(´;ω;`)

ラストの東川岳。明日目指す空木をバックに!

足元には本日の木曽殿山荘。

もともと予約がとりにくいのに、感染対策で受入数も減らしているようでしたが、

どうにか小屋のシーズンオフ前に予約が取れました♬(実は2回目の宿泊)

 

小屋前のベンチからは、仙ヶ嶺方面への山並み。前に越百小屋に周回した時も良かった!!

本日の宿「木曽殿山荘」と下ってきた東川岳。1泊2食で1万円。

夕飯は5時から。朝食は5時30分から。

夕飯は山菜おこわのご飯と、名物のおでん。(前もおでんは同じでしたね)

翌日の朝ごはん。シンプルですが濃い目の味噌汁が体に良い感じでした。

1階は受付と食堂。(空き時間にはフリースペース)

2階は就寝スペース。夕飯中に布団が従業員さんに敷かれて、食後に布団の指定が発表されます。

写真は朝の様子なので、ザックが布団のところにあるのですが、珍しいルールが、

夜寝るときにザックを枕元には持っていけないということ。貴重品だけ枕元で、ザックは棚に置いておく。

これが独特のルールですね。

どうしてなんだろう?汚れるから?早立ちの人が、ガサガサしてうるさいから?

ちょっと不便なルールですが、この日は16人くらいで、2列で間隔も十分に保たれていました。

ここもインナーシーツは持参です!

※小屋から徒歩10分の水は、この時点では枯れていて補給ができないようでした。小屋での販売はありました。

夕焼け。明日も晴れかな?!

************

翌朝は5時30分に朝食。食べて、準備して、景色を満喫しながら楽しんでいきます♬

20時半に消灯。夜中の2時頃に一度起きてトイレに行きながら星空観賞。

三脚は持ってこなかったので、小屋前のテーブルに固定しての撮影ですが…オリオン座と空木。

小屋泊というか、山に泊まると、夕方や夜、朝の貴重な眺めが満喫できるのが大好きです。

そのうえ、ここは人も少なくて本当に心が落ち着きました。癒されますね。

朝日を浴びる東川岳方面。昨日歩いてきました。

岐阜や愛知方面。

登ってきた岩々。その奥に昨日の稜線。木曽駒には雲がかかって…

あと少し。あの岩々まで!

空木岳の西側は岩々なのだ!

 

昨日の稜線を見ながら登ります

2時間近くかかって空木岳。3回目の登頂!

1回目は池山の林道最終駐車場から8月に日帰りピストン。

2回目は伊那川ダムから木曽殿山荘泊。翌日、仙涯嶺から越百を周回。

今回は3回目。空木は東から見るのと西からとでは、全くその表情が違うので、両方味わってほしいですね。

山頂から東の眺め。はい松の駒石のある稜線の尾根と、避難小屋があってお花畑のあるカールのコース。

カールの上部の紅葉は終盤でしたが、中腹以降の紅葉が見ごろでした。

いよいよ尾根から下ると見えなくなってしまう、昨日の歩いた稜線。

はい松と岩の織り成す絶景が、紅葉と青空に映えました♬

 

いよいよ…見納め!

森林限界のあたりが紅葉がちょうど見ごろでした。

 

途中がまたきれいですが、崖の箇所もありますので、ご注意を!

池山のあたりはまだ緑多いですが、黄色系の紅葉も始まってました。

そして、池山尾根の林道の最終地点からの展望。

本来は、ここまでマイカーやタクシーが入れますが、(2年前の台風被害からか?)現在は途中までしか入れないようです。

初日、バスターミナルから出発しているので、そこまで、タクシーを利用する人もいますが、私は歩きます!

3回くらいポイント箇所があって、最後は車道歩きでバスターミナルへ。

林道終点からBTまでは1時間はかからない感じです。

*************

 

ここは、もう何年もあるいてみたい、つなげたいコースでありましたが、

テント泊をしない自分にとっては、「木曽殿山荘の予約」ができないことには不可能で、なかなかタイミングが合わず

こんかいようやっと歩くことができました。

待った甲斐がありまして、紅葉と快晴、大展望も付いてきました。

本当に歩き始めは、行き先が見えていて本当にそんなにかかるのかな?なんて思いましたが、

かかりました!結構なアップダウンがあります。

この涼しい時期だったので、水がそんなに必要なく荷物も軽くちょうどよかったかもしれません。

暑い時には、水が心配なのでもっと荷が増えることになるかもです。

 

念願のこのコースの感想は、千畳敷を離れると、静かで自分との戦いにはなりますが、

とにかく静かで眺めがよくて、また歩きたいコースと感じました。

花の頃も良いかな?

ただ、いつか確か韓国人のツアーの遭難があったと思うのですが、

天気が悪ければ、稜線ばかりなので避難場所も少なく、風も強く危険だろうなと思いました。

でも、南アルプスにも北アルプスにも負けない、なかなかの稜線でした。お勧めです!!

 

<バス情報>

おまけに平日のスタートでしたが、バスの混雑は紅葉で心配。

ネットでみると、駐車場は24時間の入場可能で、加算は0時以降ということなので、夜中に入ることにしました。

そして荷は準備しておき、駐車と同時にバス待ちの列にザックを配置。貴重品は入れずに。

夜中の2時で5番目くらい。ここで一度仮眠。

4時に起きると、乗車券売り場にもう人の列。4時15分くらいから並び始めます。10番目くらい。

売り場がはじまるのは始発の6:15の30分前からと掲示はあります。

実際には、臨時便6:5が出ることになり、5時40分ごろから販売してくれた気がします。

複数人で乗車なら、バス待ちと切符購入にそれぞれ並ぶなど方法もあるかと思います。

4人いれば、タクシーを利用しロープウェイ乗り場まで行くことも可能です。お金もそんなに変わらないかもです。

 

********************

当日のYAMAPの記録はこちら

********************

 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2021.10月2日紅葉の「仙丈ケ岳」 | トップ | 2021年10月のいろいろ »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (GRI)
2021-10-11 14:31:45
おやま、精力的にあちこち歩いてますね~。
中央アルプスや南アルプスはあまり行ったことがないので勉強になります。
それにしても良い天気で何より! 紅葉も絶景も、山歩きはやっぱ晴天の日が良いですね~ (^^)/
返信する
Unknown (るたん)
2021-10-11 18:58:12
GRIさん、コメントありがとうございます♪
剱岳が最後まで終わって無くて気になってます。
地元の南アルプス、最後に縦走しようかなやんでます。
今年は北アは終了かな⁉︎
中央アルプスのここはもう何年もの課題で、大満足です(≧∇≦)
姥が平リベンジ?狙ってましたが、後半そうなので持ち越しにしました( ; ; )
返信する
Unknown (GRI)
2021-10-12 13:58:14
あ、姥ヶ平はジモッチーの私も今年は見逃してました~ (^^ゞ
返信する
Unknown (るたん)
2021-10-13 00:01:43
紅葉も標高が下がってきてますよね。
最後に麓狙いで稜線歩きか?
悩んでます!
でも週末は良くなさそうですね(;_;)
返信する

コメントを投稿

日本百名山」カテゴリの最新記事